【東京都】幼稚園教諭の求人情報|保育士との給与比較も
東京都は日本の首都であり、約1,400万人もの人々が暮らしています。人口に比例して、待機児童数が339人と未就学児の預け先に悩む保護者が多く、保育所や幼稚園の需要が高い地域でもあります。
出典:東京都の統計「東京都の人口(推計):毎月」
出典:東京都「都内の保育サービスの状況について」
現在、東京都における保育士の有効求人倍率は高く、求職中の人にとっては売り手市場となっています。よりよい人材を確保するために、さまざまな好条件を出している求人は少なくありません。
ここでは、東京都における保育・幼稚園業界の実情や幼稚園教諭の平均給与、求人状況について詳しく解説します。
1.幼稚園教諭の仕事内容とは?
幼稚園教諭の仕事は、公立・私立の幼稚園で3~6歳の未就学児への「教育」を行うことです。いわゆる「幼稚園の先生」として、毎日のお遊戯や季節の行事などを通して子どもの社会性や基礎的な力をはぐくみます。子どもと遊ぶだけでなく、幼稚園の教育方針にもとづいたカリキュラムの作成を行うことも、幼稚園教諭の仕事です。
一方、保育所で働く保育士の仕事は、0歳児を含む未就学児の生活を保護者の代わりに支援する「保育」を行うことであるため、幼稚園教諭と保育士の役割には大きな違いがあります。
1-1.東京都における保育・幼稚園業界の実情
東京都によると、令和7年度時点の幼稚園は936か所です。平成27年度には1,000か所を超える幼稚園がありましたが、近年は減少傾向となっています。幼稚園の所在地は約7割が23区内です。そのうち、世田谷区の61か所が最多で、足立区の50か所、大田区の46か所が続いています。
出典:東京都の統計「令和7年度 学校基本統計(学校基本調査報告)幼稚園(総数)」
また、東京都の幼保連携型認定こども園は62か所です。幼稚園の減少傾向とは対照的に、幼保連携型認定こども園の数は平成27年度の17か所から増加しています。
出典:東京都の統計「令和7年度 学校基本統計(学校基本調査報告)幼保連携型認定こども園(総数)」
一方、令和7年4月時点の認可保育所は3,640か所、認証保育所は396か所です。認可保育所の数は年々増加傾向にあり、令和2年からは約315か所増えています。
出典:東京都「都内の保育サービスの状況について(表2 保育所等の設置状況)」
また、「マイナビ保育士」でエリア別に幼稚園教諭の求人数を見ると、世田谷区・大田区・板橋区・中野区などに求人が多いことが分かります。施設数の多いエリアとは完全には一致しませんが、施設数が多い市区町村では求人数も多い傾向にあると言えるでしょう。
2.【東京都】幼稚園教諭の平均給与
ここでは、東京都における幼稚園教諭の平均給与について解説します。以下は、保育士と幼稚園教諭の平均年収を全国と比較した表です。
| | 保育士の平均年収 | 幼稚園教諭の平均年収 |
|---|
| 東京都 | 約422.3万円 | 約439.6万円 |
|---|
| 全国 | 約406.8万円 | 約412.7万円 |
|---|
出典:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査/都道府県、職種(特掲)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額および年間賞与その他特別給与額(産業計)」
出典:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査/都道府県、職種(特掲)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額および年間賞与その他特別給与額(産業計)」
表の通り、東京都の平均年収は保育士、幼稚園教諭のいずれも全国を大きく上回る傾向です。特に幼稚園教諭の平均年収は、全国平均を約27万円上回る高い金額となっています。
実際に、マイナビ保育士の幼稚園教諭求人には賞与4か月分以上を支給する求人が見られます。また、東京都では各種手当が充実した求人が多い傾向です。たとえば、通勤手当・住宅手当・給食費補助など生活費の負担を軽減できる手当もあれば、担任手当・行事手当・勤続手当など働き方や業務内容によって得られる手当もあります。
以上のように、賞与や手当の充実した幼稚園で働くことで高い収入を得ることができるでしょう。そのため、応募先を決める際は、基本給以外にも、「賞与額」や「生活スタイル・働き方に応じて支給される手当の有無」を考慮することがおすすめです。
3.【東京都】幼稚園教諭の求人状況
ここでは、幼稚園教諭の求人状況について解説します。以下は、東京都における保育士の有効求人倍率と、保育士および幼稚園教諭の求人数を示した表です。なお、求人数はマイナビ保育士に掲載された情報にもとづいています。
| 保育士有効求人倍率(※1) | 4.68倍(2026年1月時点) |
|---|
| 保育士求人数(※2) | 5,533件(2026年3月時点) |
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| 幼稚園教諭の求人数(※2) | 440件(2026年3月時点) |
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※1出典:子ども家庭庁「保育士の有効求人倍率の推移(全国)」
※2出典:マイナビ保育士
子ども家庭庁のデータによると、2026年1月時点で全国における保育士の有効求人倍率は3.88倍、隣県の神奈川県は3.57倍、千葉県は3.26倍となっています。つまり、全国の水準と比較しても4.68倍という数値は高い傾向にあると言えるでしょう。
また、マイナビ保育士に掲載された幼稚園教諭の求人数のうち、正社員の求人は全体の約7~8割です。正社員求人には手当や福利厚生が充実した求人も多く見られるため、安定的な生活を送りながら働きたい人におすすめです。
3-1.幼稚園で働くことが向いている人の特徴は?
幼稚園教諭は、子ども一人ひとりの個性を大切にし、多角的な教育・指導を行います。そのため、子どもの成長に積極的に携わることにやりがいを感じる人に向いています。
また、幼稚園の教育時間は4時間程度が標準であるほか、土日祝休みで長期休暇もある幼稚園が多い傾向です。ゆとりを持って働きたい人や、ワークライフバランスを重視したい人にも、幼稚園教諭はおすすめと言えるでしょう。
まとめ
東京都では、幼稚園や保育所などの施設整備が進められており、保育・教育分野の人材需要は依然として高い状況です。平均年収は全国水準を上回る傾向が見られ、特に手当や賞与制度が充実した求人も多く、待遇面の魅力がある地域と言えるでしょう。
また、東京都の幼稚園教諭の求人(※マイナビ保育士の求人による)のうち正社員は約7~8割を占めており、安定した雇用形態で働きやすい環境が整っている点も特徴です。ワークライフバランスを重視しながら長期的にキャリアを築きたい人にとって、東京都は有力な選択肢の1つとなるでしょう。
東京都で幼稚園教諭として働きたい人は、ぜひ「マイナビ保育士」をご利用ください。マイナビ保育士では多数の求人情報を扱っており、キャリアアドバイザーが転職・就職活動をお手伝いいたします。
※当記事は2026年3月現在の情報をもとに作成しています