【神奈川県】学童保育で働く保育士の求人情報|平均年収の比較も
神奈川県は、保育士の給与水準が比較的高く、安定的な収入を得やすい都道府県にあたります。また、神奈川県は「かながわ子どもみらいプラン」において子どもの放課後の居場所確保に注力する施策を打ち出しており、学童保育の求人を探しやすい地域です。
出典:神奈川県「かながわ子どもみらいプラン(令和2年度から令和6年度)」
ここでは、学童保育の求人を神奈川県内で探す人に向けて、地域の業界事情と求人状況を解説します。「放課後児童支援員・学童指導員として働き、心身の成長が著しい年齢層の子どもを支援したい」と考える人は、ぜひ参考にしてください。
1.学童保育とは?
学童保育とは、主に共働き・ひとり親世帯の子どもに対して、自宅に代わる生活の場を提供する施設です。学童保育では、平日の放課後・土日祝日・夏休みや冬休み期間中に子どもの居場所を提供し、対象世帯の保護者を支援します。
学童保育で働く保育士の業務は施設によって異なるものの、子どもたちの見守り・おやつの提供・保護者との連携・宿題のサポートなどを担当することが一般的です。民間の学童保育を勤務先に選択する場合、子どもの送迎などを担当するケースもあります。
1-1.神奈川県における保育業界・学童保育の実情
神奈川県では、県独自の保育士試験を実施するなど、保育の担い手確保の施策が積極的に進められています。また神奈川県は、県内で働きたい保育士に向けた就職セミナー・相談会を開催し、有資格者の就労を促進している自治体です。
なお、神奈川県では、子どものいる世帯の約9割が核家族であり、女性の就業率も上昇していることから、学童保育など放課後の子どもの居場所が求められています。そのため、神奈川県は学童保育を設置・運営する市町村への支援を進めている状況です。
出典:神奈川県「かながわ子どもみらいプラン(令和2年度から令和6年度)」
2021年7月時点において、神奈川県には、自治体の運営する学童保育(放課後児童クラブ)が1,388か所あります。自治体の運営する学童保育に登録している子どもの数は68,885人で、611人が登録できなかった状況です。
出典:神奈川県「各市町村ごとの放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況」
学童保育の利用を希望するすべての子どもに対し、家庭に代わる生活の場を提供するためには、より多くの施設の整備が求められます。あわせて、十分な人数の保育士を確保することも、神奈川県の課題です。
なお、神奈川県には、民間企業の運営する学童保育もあります。民間企業の運営する学童保育は共働き世帯以外の子どもも受け入れることがあり、充実したプログラムを提供することが特徴です。
2.【神奈川県】学童保育で働く保育士の平均給与
下表は、神奈川県・全国の保育士の平均年収と、学童保育で働く保育士の平均年収です。なお、学童保育で働く保育士の平均年収はマイナビ保育士に掲載された求人から推定されたデータとなります。
| 保育士の平均年収 | 学童保育で働く保育士の平均年収 |
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神奈川県 | 約403万円 | 約245~415万円 |
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全国 | 約374万円 | - |
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出典:厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査」
神奈川県の保育士の平均年収は全国平均を30万円近く上回ります。学童保育で働く保育士の年収は、200万円台から400万円台まで幅広く、施設によって異なる傾向です。なお、施設長・マネージャーなどの管理職として就職・転職する場合、より高い給与が支給される可能性もあります。
また、学童保育で働く保育士の給与水準は、各種手当の金額に大きく左右されます。昇給目的の転職を検討する人は、通勤手当・資格手当・時間外手当などの充実している求人を選択することがおすすめです。
さらに、神奈川県における学童保育の求人の中には、年2回の賞与を支給する求人もあります。応募先を検討する際は、賞与・各種手当を含めた年収で求人を比較することと、自分の生活に必要な手当が支給されるかどうかを確認することが重要です。
3.【神奈川県】学童保育で働く保育士の求人状況
下表は、神奈川県における保育士の有効求人倍率と、保育士・学童保育の求人数です。なお、求人数はマイナビ保育士に掲載された情報にもとづいています。
保育士の有効求人倍率(※1) | 2.11倍(2021年4月時点) |
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保育士の求人数(※2) | 2,512件(2021年8月時点) |
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学童保育の求人数(※2) | 66件(2021年8月時点) |
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※1出典:厚生労働省「令和2年及び令和3年における保育士の各都道府県別有効求人倍率等の比較」
※2出典:マイナビ保育士
神奈川県における保育士の有効求人倍率は2.11倍と、全国的な値をやや上回る水準です。また2021年8月時点で、マイナビ保育士には、神奈川県を勤務地とする求人が2,512件も掲載されています。2,512件中の66件は学童保育の求人で、希望のキャリアに応じた応募先を探すことが可能です。
学童保育の求人がとくに多いエリアは、横浜市・川崎市です。横浜市・川崎市の求人の中には正社員(正職員)以外の雇用形態(パート・非常勤)の募集もあり、フルタイム勤務が難しい人の応募も歓迎されます。
3-1.学童保育で働くことが向いている人の特徴は?
学童保育は小学生が対象の施設であるため、子どもと一緒に遊んだり会話したりすることが好きな人は、やりがいを持って働けます。学習塾講師のアルバイト経験者は、過去の勤務経験を活かし、働くこともできるでしょう。
その他、学童保育は比較的勤務時間が短く、残業の少ない職場であるため、自分自身の家庭と仕事を両立したい人にもおすすめです。ただし、土日祝日はフルタイム勤務の施設が多いため、ライフスタイルに合うかどうか吟味したうえで、就職・転職を決めることをおすすめします。
まとめ
神奈川県は、保育士資格保持者や保育業界に関心を持つ人の確保を目指し、さまざまな施策を実施する自治体です。また、共働き世帯や女性の就業率の上昇により、学童保育の需要が高まっています。そのため、神奈川県には学童保育の求人が比較的多く存在し、自身のキャリアプランに応じた就職・転職先を探すことが可能でしょう。
マイナビ保育士では、神奈川県における学童保育の求人を数多く掲載しています。求人を探す際は、ぜひマイナビ保育士をご活用ください。
※当記事は2021年8月現在の情報をもとに作成しています