【アンケート調査】有給休暇を「取れていない」と感じる保育士は全体の23.2%!休めない理由は「人手が足りない」から

保育士の皆さん、日々の業務に追われて休憩や有給休暇を取るのが難しいと感じていませんか?株式会社マイナビが実施したアンケート調査によると、多くの保育士が残業や持ち帰り業務に悩まされていることが明らかになりました。
本記事では、株式会社マイナビが実施したアンケート調査『保育士白書(2023年度版)』をもとに、保育士の休憩時間や有給休暇の取得状況などについてわかりやすく解説します。
※『保育士白書(2023年度版)』は、約300名の保育士と約100の事業所を対象に、2023年5月から8月に実施されたものです。
「休憩を取れている」と感じている人は全体の57.5%
まず、現在の職場で休憩時間が取れているかを尋ねたところ、”取れている”と回答した人は全体の57.5%でした。つまり、残りの42.5%の人は休憩を「あまりとれていない」または「全く取れていない」と感じているようです。
休憩を取れない理由は「保育士の数が足りない」が最多!
休憩が取れていないと感じている人に、その理由を尋ねました。その結果、最も多くの人が挙げた理由は「保育士の数が足りない」で59.4%と半分以上を占めています。次に多かったのは、「書類作成などの業務が多い」で51.6%の人がこの理由を挙げています。また、「保育補助、事務員などの職員数が足りない」と答えた人も31.3%いました。
\アンケートで寄せられた声/
- 「休憩時間は、パートが正職員の製作物の業務を手伝うことが暗黙のルールになっている。」(40代)
休めないことは、心や体に大きな負担をかけます。上司と相談して業務量を調整できると良いですが、もし人手不足などの理由で改善が難しい場合は、園を変えることも一つの選択肢です。
有給休暇を「取れていない」と感じる人は全体の23.2%
現在の職場での有給休暇の取得情報について尋ねたところ、「だいたい希望どおり取れている」と回答した人が最も多く、36.2%でした。次に「希望どおり取れている」と答えた人は25.9%で、全体の62.1%が”取れている”と感じていることがわかります。その一方で、”取れていない”と回答した人も全体の23.2%を占めていました。
※有給休暇は年に5日以上取得するように義務付けられています。
「人手不足」「業務量」「休みを取りにくい」という問題が見られる
なぜ有給休暇を取ることができないのかを尋ねたところ、取れていないと回答した70人のうち、72.9%が「保育士の数が足りない」と答えました。さらに、「取得しにくい雰囲気がある(上司や同僚も取っていないなど)」と感じている人が52.9%、また、「休んだ人の業務をカバーする体制がない」と答えた人は45.7%にも上ります。
この結果から、人員配置や業務量の問題だけではなく、有給休暇を取りやすい仕組みづくりができていないことも問題だとわかります。
有給休暇が取れるようになるために
有給休暇を取りやすくするためにはどのような取り組みが必要かを尋ねたところ、最も多く挙げられた回答が「適切な人員の配置・業務量の削減」で56.8%でした。次に多かった回答が「休んだ人の業務をサポートする体制作り」で52.8%、そして「長期休暇・連続休暇を取得できる」で39.5%という結果です。
つまり、有給休暇を取りやすくするためには、まず、人員配置を最適化し、業務量を調整する必要があります。また、休んだ人の仕事をカバーできる体制を整えることが重要です。加えて、有給休暇を取りやすくするための制度設計や職場の雰囲気づくりも求められています。
\アンケートで寄せられた声/
- 「シフトは2週間ごとの作成で、休みの申請がしやすい。」(40代)
- 「子育て支援制度がある。自分の子どもの行事や病気で早退やお休みが取りやすい。」(30代)
- 「上司が率先して休みを取り、みんなが休みを取りやすい環境にしてくれた。」(40代)
まとめ
保育士は、人手不足や業務量などの理由で、残業が増え、休憩や有給休暇を取れない(取りづらい)ことがわかりました。
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