30代独身保育士の結婚願望と現実…幸せそうな保護者とのやりとりがツラすぎる! [ヤメエピ@保育士辞めたいエピソード]

30代独身保育士の結婚願望と現実…幸せそうな保護者とのやりとりがツラすぎる! [ヤメエピ@保育士辞めたいエピソード]

「保育士辞めたい!」と感じる瞬間ありませんか?もう無理。。疲れた。。そんなあなたが心底共感できる話をお届け!

「子どもがほしい」という思いから、結婚願望が強くなった

30代の保育士です。私は子どもが大好きで、30歳になった頃から、「自分にも子どもがいたらいいな」と思うようになりました。そのためにはまず結婚です。職場での出会いは期待できないので、婚活サイトを利用しているのですが、今のところいい出会いはありません。

「早くいい出会いを見つけたい!」と気持ちが焦っているせいか、近頃は保育園の業務を負担に感じることも多くなってきました。例えば、持ち帰りの仕事がある日。たくさんの教材を抱えて自宅に向かいながら、「はぁ、今日も婚活サイトを見る暇はなさそうだな」と思うときの切なさったらありません。自分のために時間を使えるはずの週末も、友人の結婚式や仲間うちの集まりが続いていて、婚活は二の次……。「なぜ、人を祝福してばかりなの?」とモヤモヤが募っています。

結婚生活と仕事の両立は難しい!?友人の結婚式で保育士の現実に直面

とはいえ、結婚するにあたっては気がかりもあります。それは、結婚生活と仕事の両立が難しいということです。先日も、保育士の友人の結婚式に招かれたのですが、新婦が「結婚を機に保育士の仕事を辞めた」と話しているのを聞いて、「やっぱりか」とがっかりしました。

保育士の仕事は、時間が不規則で残業も多いので、相手の理解がないと結婚生活との両立が難しいと聞きます。だとすると、結婚後も保育士を続けたい私は、仕事に理解を示してくれる相手を見つけるしかありません。そんなこともあって、結婚への憧れがある反面、不安も大きいんです。おまけに、日々の仕事のなかで、結婚していない自分に劣等感を抱く場面も増えてきました。

当たり前のことですが、保育士は既婚者の保護者と日常的に関わらなければなりません。20代の頃は年上の保護者が多く、独身であることに劣等感を抱く場面などなかったのですが、30歳をすぎてからはまわりが年下のお母さんばかり。その姿を見ていると、焦りを感じてしまうんです。

若いお母さんから言われた、なにげない言葉にショック

先日も、こんなことがありました。お迎えのとき、一人の子どもが若いお母さんに、園での出来事を楽しそうに伝えていたんです。その姿がとてもかわいらしかったので、「上手に伝えられたね」とほめたところ、お母さんからこんな言葉が返ってきました。「うちの子は先生が大好きなんです。先生もきっといいお母さんになれますよ」と。彼女に悪気がないのはわかっています。ただ、結婚すらできていない私にとって、その言葉は重かったです。その場は、笑顔を返してショックを悟られないようにしましたが、帰宅後に「いいお母さんになれる日はくるのかな」と考え込んでしまいました。

また、その出来事のあとは、既婚のパート保育士や保護者のみなさんの幸せそうな姿が目について、「あの人の旦那さんは保育士の仕事に理解があるんだろうな」とか、「あのお母さんは何歳で産んだのかな」などと考えてしまいます。おかげで、仕事にも身が入りません。こんな状況が続くなら、いっそのこと退職して、婚活に励んだほうが幸せかもしれませんね。そしたら、結婚生活と仕事の両立にも悩まなくて済みます……。

※本記事は、ほいくらし編集部の記者が取材を行い、その内容をもとに執筆した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えて構成しています。ご了承ください。

取材・文/木下喜子 イラスト/やましたともこ

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