【母の日】保育園での製作アイディア7選! 年齢別のアレンジも解説

5月の第2日曜日は母の日です。保育園では、いつもお世話になっているおうちの人にお礼を伝えるため、プレゼント製作を企画します。子どもたちが気持ちを込めて製作できるよう、しっかり導入してあげたいですよね。
今回は、母の日製作のねらいや導入方法、製作アイディアをご紹介します。ポイントとして、年齢別のアレンジ方法も解説しますので参考にしてくださいね。
母の日製作のねらい
母の日製作には、以下のようなねらいが込められています。
- 母(父)への感謝の気持ちを育む
- 製作を通して自由な想像力や表現力を培う
- プレゼントを渡すことで思いやりや喜びを感じる
製作を始める前に、子どもたちがおうちの人への感謝の気持ちに気がつけるような声かけが必要です。「いつもママはおうちでなにをしてくれているかな? 」「お洗濯やお料理してくれてとても嬉しいよね」など、問いかけながら母の日についてお話しましょう。
実際にカーネーションを見せたり、母の日にちなんだ絵本や紙芝居を読んだりするのもおすすめです。5月上旬にはゴールデンウイークがあるため、連休明けすぐに製作に入れるよう余裕を持って準備しておきましょう。
母の日と父の日を明確にしない配慮も必要
近年、家庭環境の多様化により母の日製作にこだわらない風潮もあります。母子家庭や父子家庭、祖父母と暮らしている、別居婚、単身赴任など、家庭のあり方はさまざまです。そのため、保育士は家庭環境に十分配慮しなければなりません。
そのような場合は、母の日・父の日と区別せずに「ファミリーデー」として製作するのもおすすめです。お世話になっている家族へのプレゼントでもよいことを伝え、子どもたちみんなが楽しめるように配慮しましょう。
可愛い! 母の日製作アイディア7選
「母の日製作はカーネーション」というイメージが強い人も多いのではないでしょうか? 赤いカーネーションには、母への愛や純粋な愛などの花言葉があります。母の日ならではのお花として、製作でも取り入れられるとよいですね。
ここからは、可愛い母の日製作のアイディアを7つご紹介します。年齢別のアレンジ方法も解説しますので、ぜひ試してみてくださいね。
手形足形アートで! 素敵なイラストのプレゼント
手形足形アートは、子どもの成長を感じられる思い出の品にもなります。おうちに飾ることもできるので保護者からの評判も抜群です。
【準備するもの】
- 画用紙
- 絵の具や筆
- スポンジ
- 水入れやぞうきん
- モール
- クレヨン
【作り方】
①子どもの手形や足形を取る
②画用紙に手形を貼る
③スポンジでお花のスタンピングをする
④モールで画用紙に装飾をする
【ポイント】
・0~1歳児…シール貼りや、なぐり書きでも可愛く仕上がります
・2~3歳児…ペットボトルやスポンジでのスタンピングがおすすめです
・4~5歳児…似顔絵をプラスすると子どもらしさがプラスされます
華やか! お花紙で立体的な花束風プレゼント
お花紙を使えば、花束風のプレゼントができます。お花紙を丸める作業は、乳児でも簡単にできるのでおすすめです。
【準備するもの】
- 画用紙
- レースペーパー
- お花紙
- リボン
- 両面テープやのり
【作り方】
①画用紙にレースペーパーを貼る
②お花紙を丸める
③丸めたお花紙をレースペーパーに貼る
④リボンで装飾をする
【ポイント】
・0~1歳児…折り紙をちぎって貼る方法でも楽しめます
・2~3歳児…お花紙を重ねて、立体的なお花を作るのもおすすめです
・4~5歳児…メッセージカードをつけると本格的になります
紙皿で可愛い写真フレームのプレゼント
子どもたちの写真を貼ったフォトフレームは、プレゼントに最適です。紙皿なら厚さやサイズ感もよく製作に最適です。長く飾って楽しめるため、保護者にも喜ばれますよ。
【準備するもの】
- 紙皿
- 折り紙や画用紙
- 写真や似顔絵
- お花紙
- リボン
- モール
- 両面テープやのり
【作り方】
①紙皿にちぎった折り紙で装飾する
②お花紙や画用紙でカーネーションをつくって貼る
④写真や似顔絵を貼る
⑤リボンやモールをつける
【ポイント】
・0~1歳児…手形を貼ると成長の記録になるのでおすすめです
・2~3歳児…写真の代わりにママの似顔絵を書いてもよいでしょう
・4~5歳児…メッセージをつけるとより気持ちが伝えられます
カーネーションのカード
お母さんに感謝の気持ちを伝える日「母の日」が今年もやってきます。母の日はアメリカから伝わった風習です。「生きている間にお母さんに感謝の気持ちを伝えよう」と、母を亡くした少女が働きかけたことに始まり、1914年、アメリカ大統領が国民の祝日に制定しました。大切なお母さんに感謝の気持ちを伝えるカードを作りましょう!
立体的なカーネーションの花
5月のイベントといえば、母の日ですよね。
今回は折り紙を使って、立体的なカーネーションの作り方を紹介します。
花束にしたり、制作の飾りにしたりして、いろいろアレンジして母の日のプレゼントにしてみましょう。
おかずカップで作るカーネーション
5月の第2日曜日は母の日です。母の日にちなんで「カーネーション」を作ってみましょう。カーネーションには色ごとに花言葉があります。赤は「母の愛」「愛を信じる」「熱烈な愛」などで、母の日にぴったりですね。そしてピンクは「感謝」「上品」「あたたかい心」、紫は「誇り」「気品」となっており、これらの色も母の日のイメージに合いそうです。
こころに保存するスーパースリムデジカメ
この機会を作るために活用できるのがこちら、「こころに保存するスーパースリムデジカメ」母の日、父の日、敬老の日など、周囲の人との関わりを感じる行事はちょっとした仕掛けでぐっと深めることができます。これらの行事では、その人を観察する「見る」機会を作ってあげましょう。
まとめ
母の日の製作は、カーネーションをイメージした赤色をメインに製作するのがおすすめです。寒色系で製作して父の日のプレゼントに応用してもよいですね。子どもたちが気持ちを込めて製作できるよう、行事の意味をしっかりお話してあげてくださいね。