まるばつゲームは、問題を聞いて「〇(まる)」か「✕(ばつ)」の、どちらかを選ぶ遊びです。とても単純なゲームですが、特別な準備が不要なだけでなく、どこでも誰とでも楽しめるという特徴があります。

この記事では、まるばつゲームの基本的な遊び方やゲームを盛り上げるアレンジを解説します。また、すぐに使えるおすすめのクイズ例もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

まるばつゲームの基本ルール

まるばつゲームは、基本的に以下のようなルールで遊びます。

  1. 答えを選択できるよう「〇(まる)」「✕(ばつ)」のエリアを分ける
  2. 出題者が「~は~である! 〇か? ✕か? 」という形でクイズの内容を伝える
  3. 回答者は答えを考え、〇か✕のエリアに移動する
  4. 出題者が答えを伝える(正解のエリアにいる人の勝ち)

一般的なクイズとの違いは、答えを〇か✕の2択にしていること、そして自分の答えを周囲にもわかる形で表現することです。ルールはとても簡単なため、問題の内容さえ変えてしまえば子どもから大人まで楽しめる遊びといえるでしょう。

まるばつゲームを取り入れるタイミング

まるばつゲームは、どこでも思いついたときに取り入れられる手軽な遊びです。そのため、決まった活動スペースがなくてもOK! また、参加人数が事前にわからなかったり、大人数が集まったりするようなタイミングでも、全員を楽しませることができます。

そのほか、あるテーマに関して情報を与えたいというタイミングにも適しています。たとえば、動物園に遠足に行く前に動物に関するまるばつゲームを取り入れることで、知識を与えながら興味・関心を引きつけられます。クイズに使える時間が曖昧な場合でも、問題数を変更して調整できるのもうれしいポイントです。

まるばつゲームの4つの遊び方

ここからは、まるばつゲームの4つの遊び方をご紹介します。

1人1セットずつカードを持つ

問題に対して、手持ちのカードで回答を知らせる遊び方です。〇と✕が描かれた2枚のカードを1人1セットずつ持ち、正解だと思った方のカードを頭の上に掲げます。その場で回答を示せるため、移動の必要がありません。

大きく描いた絵の近くに集まる

イラストを用いた二者択一の遊び方です。「~なのはどっち? タンポポか? バラか? 」というような問題を作り、タンポポやバラを描いた絵を掲げ、正解だと思った方に集まります。問題を〇✕で作れないときに活用できます。

地面に異なる色の布を敷く

〇を青色、✕を赤色として色で回答を分ける遊び方です。視覚的にわかりやすいよう、地面に青色と赤色それぞれの布を敷き、正解だと思う方の布の上に立ちます。参加人数が多く、回答を区切るのが大変なときに便利です。

座ったり立ったりする

〇だと思った人は立ち、✕だと思った人は座る遊び方です。〇と✕のどちらの回答者が多いかもすぐに把握できます。移動する必要がないため、スペースが狭いときにおすすめです。

まるばつゲームを盛り上げるアレンジ

ただクイズを出し続けるだけでなく、以下のようなアレンジを加えるとより盛り上がります。

勝ち残り戦

不正解の人が脱落していく勝ち残り戦は、賞品があるときにおすすめのアレンジです。まるばつクイズを出し続け、1回でも不正解となった人はその場から移動します。早々に負けてしまった人が飽きてしまう可能性があるため、最後に敗者復活クイズを設定するのもおすすめです。

ポイント戦

正解した数を数え、最終的な獲得ポイント数で競うアレンジです。ゲームの最後にボーナス問題を出題して、GETできるポイント数を多くしてもおもしろいですよ。回答を間違えても最後までゲームに参加できるため、全員が飽きずに楽しめます。

チーム戦

個人戦ではなくチーム戦にするだけでも、ゲームの雰囲気が大きく変わります。少人数のチームを組み、意見を交わしながら〇か✕か回答を決めていきます。参加者同士のコミュニケーションを図りたいときにピッタリのアレンジです。

問題持ち寄り戦

出題者を1人に決めず、順番で問題を出し合うアレンジです。問題を出す側になることは、子どもにとってドキドキのチャレンジ。みんなの前で自分の考えた問題を発表することが、自信につながります。

【子ども向け】まるばつゲームにおすすめのクイズ例

食べ物

食べ物は、子どもたちにとっても身近なものです。色や形など、想像力を高められるようなお題を取り入れてみましょう。また、季節感や食育を意識したものもおすすめです。

乗り物

パトカーや救急車など、乗り物に興味を持っている子どもも多いですよね。より興味を深めるため、乗り物の色や特徴などをクイズに盛り込んでみてはいかがでしょうか? 

動物

動物園へ遠足に行くときなどに取り入れたいのが、動物に関するクイズです。動物の数はとても多いため、さまざまなクイズが作れます。

生活

生活に関するお題は、簡単に思いつきやすいという特徴があります。「あと何問か出題したい…」というときは、周囲を見回してお題になるようなものを見つけてみましょう。

まとめ

この記事では、まるばつゲームの基本的な遊び方や、すぐに取り入れられるクイズ例をご紹介しました。問題の難易度や問題数など、アレンジが可能なためどのような場面でも取り入れられる万能な遊びです。ぜひ参考にしてみてくださいね。

保育ライター
保育士・幼稚園教諭資格を持つ2児の母。保育士歴10年、現在はライターとして活動中。
保育士経験を活かし、季節の行事に家族で手作りの飾りつけを楽しむのが趣味。
Instagram:https://www.instagram.com/hoik_aya___/
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