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月間指導計画とは、月案とも呼ばれ、保育の年間指導計画に基づき、1か月単位でより具体的に保育の展開を考えて作成する指導計画です。指導計画には年間指導計画や月間指導計画のほか、週案や日案の計4種類があります。月間指導計画はクラス担任同士で話し合いながら、子ども達の発達段階や季節、行事などを考慮した上で作成します。
原始歩行様運動とは、赤ちゃんの両わきの下を支えて起立させ、体を前傾させると足を交互に踏み出し、歩いているような動きをすることを指します。赤ちゃんが生まれながらに持っている反射動作で、自立歩行反射(自動歩行)と言われます。
検査用保存食とは、食中毒が原因またはその疑いがある事故や問題が発生した際、原因究明ができるように、定められた期間冷凍保存しておく食品のことです。給食に使用する洗浄前の原材料と、調理済みの給食を、食品ごとに清潔な袋などに入れて保存します。
劇遊びとは、子どもの想像の世界の中で、イメージした「ふり」や「つもり」などを表現して楽しんだり、そうした様子を見たりする遊びです。劇遊びはごっこ遊びとは異なり、友達と一緒に絵本などの登場人物になりきって楽しみ、物語のストーリーなどに親しみをもって取り組みます。
月案とは、保育における指導案の一種であり、年間指導計画における保育目標を達成するために月ごとに作成されるものです。月案では、1か月の保育のねらいや保育活動、活動を通して予想される子ども達の姿を大まかに設定します。月案は年間指導計画と同様、長期的な保育の見通しを立てるための指導案です。
経口感染とは、病原体に汚染された食べ物や水分を口から摂取することで感染する感染経路のことです。ロタウイルスなどの病原体を含んだ糞便が手指を介して経口摂取される感染経路の場合は、糞口感染と言います。 経口感染する感染症には、 黄色ブドウ球菌・腸管出血性大腸菌・サルモネラ菌・赤痢菌・コレラ菌・ロタウイルス・ノロウイルス・ア...
検食とは、子どもに提供する前の給食を、検食者が実際に食べて異常がないか確認することです。保育園で給食を提供する場合、児童福祉法により検食の実施が義務付けられています。主に味や臭い、固さ、量、異物混入といった点についての確認が必要とされます。
検温とは、体温を測定することです。一般的には、接触型の体温計を用いて、わきの下や耳、口などの温度を測定します。感染症対策が広く浸透した現在では、赤外線を使った非接触型の体温計も普及しつつあります。
原始反射とは、赤ちゃんの頃に、本人の意思とは関係なく、刺激に対して反射的に起こる、生まれつき備わっている動作のことです。原始反射としてモロー反射・歩行反射・哺乳反射・探索反射・張性頸反射・把握反射・バビンスキー反射などがあります。原始反射は胎児の時点で発現するため出生直後から見られますが、時期に差異はあるものの、成長と...
喧嘩は、保育園や幼稚園において、子ども達の間では日常的に起こるトラブルです。喧嘩の原因はさまざまあり、当事者の子どもそれぞれに言い分があります。見ていないところで起こってしまった喧嘩については、まずは現状把握に努めましょう。子どもから事情を聴く際は、平等に受け止めることが大切です。