保育士として忙しい毎日を送っていると、ストレスによって肌のトラブルやむくみ、便秘など体の調子が悪くなり、気分まで沈みがちになることがあります。そんなとき、おすすめのセルフケアが「白湯」を飲むこと。体が芯から温まり心まで回復させることができます。 ここでは、心理カウンセラー・中島輝さんに、白湯の効果と、基本の作り方や、正しい白湯の飲み方についてうかがいました。
\教えてくれたのはこの人/
中島 輝さん 心理カウンセラー
自己肯定感の第一人者。心理学、脳科学、NLPなどの手法を用い、独自のコーチングメソッドを開発、自己肯定感の重要性をすべての人に伝え、自立した生き方を推奨。
朝のコップ1 杯の白湯で目覚めのスイッチを
自己肯定感を高めるおすすめの飲み物は、「水」です。特に、朝起きてから飲む白湯は、全身の血の巡りがよくなり胃腸などの内臓を温め、体を元気にしてくれます。
また、血流がよくなることで、体内の老廃物をデトックスする働きもあります。
肌トラブル、むくみ、便秘などが解消され、体調がよくなることで自己信頼感も高まります。白湯を作る際は、ただ水を沸騰させるだけではなく煮沸時間を長くすることで、より不純物を取り除くことができます。 また、飲むときはお気に入りのコップを使用することでモチベーションがアップします。好きなものは見るだけで思考をポジティブに切り替えてくれます。朝、白湯を飲むことを習慣にして、穏やかな目覚めのスイッチを入れましょう。
体と心にいい白湯の作り方と正しい飲み方とは?
水をただ沸騰させるだけでなく、ちょっとしたコツで体と心にいい飲み方を実践することができます。
●沸騰させてから弱火で10 分
水道水から白湯を作る場合、まずは強火で沸騰させてから、10 分間弱火にかけます。水道水には地域によってカルキが含まれているため、しっかりと沸騰させることで臭いを取り除きます。ミネラルウォーターの場合は沸騰させるだけでOK。胃腸に優しい軟水を選びましょう。
●お気に入りのコップを選ぶ
朝から気持ちよく気分を上げる習慣として、お気に入りのコップで白湯を飲むようにしましょう。好きなものを見るだけで脳がポジティブ思考に変換され、自己肯定感が高まります。
●冷ましてからゆっくり飲む
火傷する恐れがあるので、沸騰した水を50℃になるまで冷ましましょう。飲む際は一気に飲むのではなく、少しずつゆっくりと飲むのがポイントです。穏やかな目覚めのスイッチが入ります。
構成/岩川悟(合同会社スリップストリーム)
※『人生が変わる! 自己肯定感を高める心のセルフケア大全』(宝島社)をアレンジして掲載しています。
人生が変わる! 自己肯定感を高める心のセルフケア大全
著者名:中島 輝
出版社:宝島社
2022年4月発売
自己肯定感アカデミー(https://ac-jikokoutei.com/)