保育園でサーキット遊び! 子どもたちが飽きずに楽しむ工夫3選

保育園でサーキット遊び! 子どもたちが飽きずに楽しむ工夫3選

さまざまな遊具を組み合わせ、体を動かしながら楽しむ「サーキット遊び」。子どもたちの大好きな遊びですが、マットや巧技台、トンネルなど、サーキット遊びのコーナーがマンネリ化して困っていませんか? この記事では、サーキット遊びに取り入れたいアイディアをご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

サーキット遊びとは?

サーキット遊びとは、コーナーごとにさまざまな遊具を設置し、回遊しながら楽しむ遊びです。狭いホールでも、遊具を円になるように配置することで十分に運動を楽しめます。雨の日など、外に出られない日におすすめです。

サーキット遊びには、身体を動かす楽しさを味わったり、難しい遊具にチャレンジして達成感を味わったりするねらいがあります。子どもたちの発達に合わせた遊具を配置して、意欲的に取り組めるようにしたいですね。

サーキット遊びで取り入れたい課題

サーキット遊びでは、以下のような課題を取り入れましょう。

乳児

  • 手で掴む(ボール)
  • ハイハイでくぐる(トンネル)
  • 体全体で転がる(マット)
  • 足の指を使って登る(クライミング)

ハイハイやつかまり立ち、一人歩き、小走り程度ができる乳児さん。マットのお山を登ったり、トンネルをハイハイでくぐったりしながら全身運動を楽しみましょう。

幼児

  • 全身でバランスを取る(平均台)
  • 両足で飛ぶ(ソフトブロック)
  • 片足で飛ぶ(ケンケンパ)
  • リズムに合わせて飛ぶ(縄跳び)
  • 全身を使って回る(鉄棒)

走ったり跳んだり、複雑な動きができるようになる幼児さんは、飽きない工夫が大切です。簡単すぎず、少しドキドキするようなチャレンジコーナーを設けましょう。

飽きずに楽しめる! サーキットの工夫ポイント3選

ここからは、飽きずに楽しめるサーキットの工夫ポイントをご紹介します。

カラフルマット

柔らかなスポンジを使って、感触を楽しむアイディアです。少しデコボコした感触と、スポンジのザラっとした感触で足の裏を刺激します。

【準備するもの】

  • 低めのソフトブロック
  • スポンジ
  • カッターナイフ
  • 両面テープ

【作り方】

①スポンジをカッターナイフでカットする

②両面テープでソフトブロックに貼りつける

【ポイント】

・ブロックがない場合は赤ちゃん用のマットでも代用できます
・カッターナイフを使用するときは、ケガに十分注意しましょう

でこぼこマット

プールスティックを使ってデコボコを施すアイディアです。グラグラと不安定な足元を作ることで、バランス感覚を養います。

【準備するもの】

  • 低めのソフトブロック
  • プールスティック
  • カッターナイフ
  • 両面テープ

【作り方】

①プールスティックをカッターナイフでカットする

②両面テープでソフトブロックに貼りつける

【ポイント】

・歩いてもよい色を指定しても楽しく遊べます
・カッターナイフを使用するときは、ケガに十分注意しましょう

手形・足形マット

マットをただ歩くことに飽きたら、手形・足形を施して指示のとおりに体を動かせるよう難易度をアップしてみましょう。乳児さんには足を置く位置を指示するように、幼児さんには両手両足を使った複雑な動きを指示するのがおすすめです。

【準備するもの】

  • 低めのソフトブロック
  • 手形・足型をかたどった画用紙
  • 両面テープ

【作り方】

①画用紙に子どもの手形・足形を取る

②余分な画用紙を切り取る

③両面テープでソフトブロックに貼りつける

【ポイント】

・一本橋に貼ると難易度を上げられます
・手形・足形をラミネート加工するのもおすすめです

まとめ

この記事では、保育園で楽しむサーキット遊びについて解説しました。年齢や発達に合ったコーナーの設置も大切ですが、少し難しい動きにチャレンジするのもおすすめです。子どもの意欲を高めるため、さまざまな工夫をプラスしていきたいですね。

保育ライター
保育士・幼稚園教諭資格を持つ2児の母。保育士歴10年、現在はライターとして活動中。
保育士経験を活かし、季節の行事に家族で手作りの飾りつけを楽しむのが趣味。
Instagram:https://www.instagram.com/hoik_aya___/
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