幼児教育とは、未就学の子どもに生きるために必要な社会性や基礎体力などを育むための教育です。幼児教育の場は保育園と幼稚園だけにとどまらず、幼児が生活を送るすべての場が対象になります。 幼児教育は家庭や保育園などの場所によって特徴が異なるため 、それぞれが連携することが望ましいとされています。
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幼稚園教育要領とは、学校教育法に基づいて制定された、幼稚園における教育基準のことです。幼稚園教諭の活動の指針となる基準であり、おおむね10年に1度の頻度で改訂されています。
幼児教育・保育の無償化とは、幼稚園や保育園などを利用する3〜5歳の子ども、または住民税非課税世帯の0〜2歳の子どもの施設利用料が無料になる国の制度です。無償化の対象施設には、認定こども園や企業主導型保育施設、認可外保育施設なども含まれます。
幼児は、児童福祉法において「1歳から小学校就学の始期に達するまでの者」と定義されています。 ただし、幼児という言葉には単に「幼い子ども」という意味もあり、日常生活においては年齢の定義があいまいなまま使用されるケースも多い傾向があります。
幼稚園とは、3歳以上の子どもを対象に、適切な環境を与えて心身の発達を支援するための施設を指します。幼稚園と似た意味で使われる言葉に保育園がありますが、幼稚園と保育園では、従うべき法律や国の管轄などの点で違いがあります。例えば、幼稚園は文部科学省が管轄する学校教育施設である一方で、保育園は厚生労働省が管轄する児童福祉施設...
幼・保・小の連携とは、幼稚園・保育園・小学校が子どものサポートのためにさまざまな面で連携することです。 幼稚園・保育園での教育と小学校の教育には内容面で差があり、子どもが小学校になじめないケースが珍しくありません。そこで、幼・保・小が連携して格差解消のための取り組みを行うことで、子どもの生活基盤や学びの基盤 を整えるこ...
幼保小連携とは、幼児教育と小学校教育を円滑に接続するために、幼稚園・保育園・小学校が連携しながら継続的に支援することを指します。 問題行動が数か月続く小1プロブレムを解消するためにも、幼保小連携は欠かせません。幼児期とは異なる小学校生活に子どもが適応できるよう、幼児教育の施設と小学校が連携して環境を整えることが、幼保小...
幼保一元化とは、近年の待機児童問題や育児サービスに対するニーズの多様化に対応するために進められた、幼稚園と保育園の一体化を図る政策のことです。 幼保一元化により誕生した認定こども園は、教育機関である幼稚園的機能と保育所的機能を兼ね揃えた施設です。共働き世帯の増加に伴う多様なニーズに応えるためにも、地域の実情に応じて各地...
幼保連携型認定こども園教育・保育要領とは、幼保連携型認定こども園の教育課程とその他の教育・保育の内容に関する事項を定めた要領のことです。平成27年4月に内閣府・文部科学省・厚生労働省によって施行されました。その後、幼稚園教育要領と保育所保育指針の改正にあたり、平成29年3月31日に改訂、平成30年4月1日に施行されまし...
保育における養護とは、子どもの生命の保持と情緒の安定を図るために保育士などが行う援助のことです。 心身ともに安心して過ごせる環境を整えることで、子ども自身が主体的に育つことを目的とした養護の役割は、幼児期に欠かせない要素と言えます。 保育の場では養護と教育を一体的に行うこととされ、保育全体を通じて養護を意識した保育の展...