【保育】ケガ・事故を減らす。大人も子どももワクワクする園庭とは?|保育環境研究家 木村歩美

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今回は、「ケガ・事故を減らす 保育者が安心できる園庭環境」について保育環境研究家の木村歩美さんに解説いただきました。
園でのケガ・事故は、どんな保育者にとっても怖いものです。
「そこは、危ないよ!」「のぼったらダメ!」
保育者がハラハラドキドキするような危ない園庭では、子どもを安心して見守ることができず、子どもの行動を制止することが、どうしても増えてしまいます。
不安を減らし大人も子どももワクワクする園庭づくりについて、さまざまな園の事例を交えて木村さんにお話いただきました。
‐このイラストはブランコ、とてもよく見かけますが、どこが良くないのでしょうか?
大人が感じる怖さや不安の原因の一つは「材質」です。多くのブランコが固い金属でできています。また、ブランコのチェーンの部分も長いので、振り子の幅が大きくなり勢いよくぶつかったら大けがに繋がってしまいます。
‐では、どんなブランコに変えたらよいのでしょうか?
材質を木やロープに変更し、さらに座面の高さを変えることで、安心して楽しめるブランコになります。座面の高さを1mにすれば、それより小さい子はぶるかることはありませんし、「ブランコの近くでは遊んではいけないよ」といったルールを作る必要もなくなります。ブランコに乗っている方も安心できますし、何よりも大人(保育者)が安心できることが大事です。0~2歳児を担当する保育者にとってブランコの近くは怖いというイメージがありますが、子どもの頭の上を座面が通過すれば、怖くもなんともないはず。そうすると、ルールを作って守らせることから大人が解放され、子どものやりたい遊びを尊重することができるようになります。
その他の遊具の解説やさまざまな園の事例については、動画の中で紹介しています。ぜひご覧ください♪
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