口唇ヘルペス

こうしんへるぺす

口唇ヘルペスとは、単純ヘルペスウイルスによって、唇や口の周りにピリピリとした痛みをもつ水ぶくれができる感染症です。風邪の症状と一緒に現れたり、疲労・ストレスの蓄積で引き起こされたりと、免疫力が低下したときに発症するケースが多くなります。発症後3日〜7日ほどで良好な経過をたどるものの、周囲への感染拡大には注意する必要があります。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

口唇ヘルペスは、子どもから大人まで繰り返し再発する可能性があります。直接患部に触れたり、患部に触れたものを共有することなどにより、簡単に感染が拡大するため注意が必要です。特に、保育園内でおもちゃや絵本を共有する際、子どもの唾液が付着して感染することが考えられます。こまめな手洗い・うがいや免疫力がアップする食生活になるよう気を付けましょう。

用語監修者

黒木春郎
パウルーム院長

1984年 千葉大学医学部卒業 千葉大学医学部文部教官などを経て
2005年 外房こどもクリニック開設 院長(千葉県いすみ市)
2008年 医療法人嗣業の会 理事長
2023年4月より こどもとおとなのクリニック パウルーム 院長

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