喃語

なんご

喃語(なんご)とは、生後5〜6か月から1年頃までの赤ちゃんに見られる、「あばあば」「んまんま」などの、子音交じりの言葉を指します。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

喃語と似た用語に「クーイング」があります。クーイングは、子音が交ざっていない「あー」「うー」などの音です。生後2〜3か月頃の赤ちゃんで見られ、成長とともに喃語に切り替わっていきます。

保護者は、自分の子どもに喃語が出るのが遅れたり、喃語が他の子よりも少なかったりすると、どうしても不安を感じることが多くなります。そのような場合は、保育園で少しでもクーイングや喃語を聞いたら保護者に伝えて、現状を共有するようにしましょう。周りの人が赤ちゃんの声にしっかりと反応したり、話しかける回数を増やしたりすることも大切と言われています。

用語監修者

小島宏毅
学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 園長

岐阜県出身。学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 理事長・園長。児童文学作家。
保育制度や子育てに関する著作や絵本を発表している。
著書に「ママうれしいわ、が子どもを育てる~孫子の兵法を知れば子育てがわかる変わる」(幻冬舎)、絵本に「たこやきくんとおこのみくん」「100歳になったチンチン電車~モ510のはなし」(ともに幻冬舎)などがある。

あ行

か行

さ行

た行

な行

は行

ま行

や行

ら行

わ行