インフルエンザ

いんふるえんざ

インフルエンザとは、インフルエンザウイルスに感染することで起こる感染症です。飛沫感染や接触感染によって拡散し、特に日本では12月~3月に流行します。38度を超える高熱や倦怠感、関節痛などの症状が出るのが特徴です。感染力が強く、潜伏期間中に感染を広げる可能性もあるため、うがい、手洗いなどの予防対策が重要です。

■関連用語

■出典

保育士さん向けにもう少し詳しく!

保育園内でのインフルエンザの感染拡大を防ぐには、感染予防の対策を徹底する必要があります。インフルエンザ感染予防対策として効果的な方法には、下記の5つが挙げられます。

・流行前のワクチン接種
・外出後の手洗い等(手指のアルコール消毒など)
・適度な湿度の保持
・十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
・人混みや繫華街への外出を控える

保育園では、手洗いやうがいはもちろん、お昼寝をしっかりさせることや栄養バランスのとれた給食を提供することも効果的です。また、保育室の湿度管理を行うことや、ワクチン接種をすすめる場合は、流行前にワクチン接種の案内の手紙を出すなどの対策も効果的です。

インフルエンザの感染拡大を防止するには、感染の流行を把握し、子どもの発熱などの体調の変化にいち早く気付くことも重要になります。体調がすぐれない子ども、熱が上がりそうな子どもを別室に移し様子を見るなどすれば、集団感染の防止につながるでしょう。

用語監修者

竹綱庸仁
たけつな小児科クリニック 院長

愛知県の大学病院勤務の後、奈良県の2次医療機関の小児科の立ち上げに従事。
平成29年にたけつな小児科クリニックを開業。
「すべては子どもたちのために」をスローガンに、24時間365日の小児医療を提供できる環境を目指している。

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