非認知能力

ひにんちのうりょく

非認知能力とは、積極性・リーダーシップ・協調性・自信など、心の内側にある能力のことで、数値では表せません。非認知能力の程度によって、対人関係や社会との関わり方に差が出ます。非認知能力は、アメリカの経済学者ジェームズ・ヘックマンが乳幼児期における非認知能力育成の重要性を提唱したことで、注目されるようになりました。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

ジェームズ・ヘックマンは、乳幼児期に身につけた非認知能力は社会的な成功をもたらすと提言しています。非認知能力を育むためには、乳幼児期における他者との関わり方が重要です。

非認知能力を育てる具体的な方法は、子どもが安心できる環境で、能力を引き出す支援を行うことです。保育士は、子どもの自主性や選択肢を尊重し、子どもが「ありのままの自分」を認められるよう支援しましょう。

用語監修者

小島宏毅
学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 園長

岐阜県出身。学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 理事長・園長。児童文学作家。
保育制度や子育てに関する著作や絵本を発表している。
著書に「ママうれしいわ、が子どもを育てる~孫子の兵法を知れば子育てがわかる変わる」(幻冬舎)、絵本に「たこやきくんとおこのみくん」「100歳になったチンチン電車~モ510のはなし」(ともに幻冬舎)などがある。

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