保育単価

ほいくたんか

保育単価は現在では「公定価格」と呼び、保育所を運営するために必要と国が定めた費用を指します。子ども1人当たりの単価として設定されており、子どもの年齢や保育所の定員などで単価が変わります。認可保育園のなかの私立保育所では、公定価格を基準に市町村からの委託費を大きな収入源として運営しています。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

公定価格は基本分単価と加算項目から算出できます。基本分単価は保育所の園児数、加算項目は保育士の人数や保育所の取り組みなどにより算出されます。

公定価格は内閣府の公式サイトで保育所や幼稚園など施設ごとに記載されており、園児数別の価格が確認できます。また定員や1か月当たりの入所児童数などの基本情報、休日保育などの加算の適否を入力することで年間運営費額や月額運営費額などを試算することができます。

用語監修者

小島宏毅
学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 園長

岐阜県出身。学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 理事長・園長。児童文学作家。
保育制度や子育てに関する著作や絵本を発表している。
著書に「ママうれしいわ、が子どもを育てる~孫子の兵法を知れば子育てがわかる変わる」(幻冬舎)、絵本に「たこやきくんとおこのみくん」「100歳になったチンチン電車~モ510のはなし」(ともに幻冬舎)などがある。

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