濃食

こしょく

濃食とは、ファストフードのような濃い味付けを好むことです。濃い味付けの食事は塩分の摂りすぎにつながり、将来高血圧や脳梗塞などの生活習慣病を引き起こす恐れがあります。また、素材そのものの味を感じる機会も減るため、味覚にも影響を及ぼし、食材そのものの味が分からなくなるリスクがあります。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

濃食が習慣化されると濃い味付けの料理を好むようになり、味の薄いものや新しい食べ物に対し興味を示さなくなるケースも少なくありません。

幼児期は味覚が発達する時期です。そのため、幼児期に濃い味付けが続くと味覚が鈍くなるという影響が考えられます。幼児期においては濃い味付けの料理は避け、調味料の使用を控えめにして、塩分の過剰摂取や味覚異常を防ぎましょう。

用語監修者

加藤大也
たいや内科クリニック 院長

1997年、藤田保健衛生大学(現・藤田医科大学)卒業後、同大学院医学研究科内分泌・代謝内科学修了。
2003年4月から同大学医学部内分泌・代謝内科助手を務める。
2010年5月、JA愛知厚生連豊田厚生病院 内分泌代謝科病棟部長などを経て2022年5月、たいや内科クリニックを開院。
藤田医科大学医学部客員講師、医学博士、日本内科学会認定、総合内科専門医、日本糖尿病学会認定、糖尿病専門医、糖尿病、生活習慣病を中心に、日々診療に取り組む。患者さん目線で分かり易い説明がモットー

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