離乳食中期

りにゅうしょくちゅうき

離乳食中期は別名「もぐもぐ期」とも呼ばれており、軟らかく煮た食べ物を舌と顎でつぶせる状態になった時期のことです。食事が楽しいものと感じること、離乳食によって生活のリズムを確立することを目標としています。離乳食中期には、1日2回の離乳食後に母乳またはミルクを与えます。離乳食以外のときは、母乳は欲しがるだけ、ミルクは1日3回程度与えましょう。 子どものペースや発達によって異なりますが、離乳食中期の目安は生後7か月から8か月頃とされています。

■関連用語

■出典

保育士さん向けにもう少し詳しく!

離乳食中期になると、座る姿勢が安定するため椅子に座って食べられるようになります。自分で食べたいという欲求から離乳食のお皿に手をのばす姿も見られますが、叱らず好きなように触らせることも大切です。

離乳食を食べさせる際には口の少し手前でスプーンを止めて、自分から食べに来るのを待ちましょう。

用語監修者

加藤大也
たいや内科クリニック 院長

1997年、藤田保健衛生大学(現・藤田医科大学)卒業後、同大学院医学研究科内分泌・代謝内科学修了。
2003年4月から同大学医学部内分泌・代謝内科助手を務める。
2010年5月、JA愛知厚生連豊田厚生病院 内分泌代謝科病棟部長などを経て2022年5月、たいや内科クリニックを開院。
藤田医科大学医学部客員講師、医学博士、日本内科学会認定、総合内科専門医、日本糖尿病学会認定、糖尿病専門医、糖尿病、生活習慣病を中心に、日々診療に取り組む。患者さん目線で分かり易い説明がモットー

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