【12月】「今日は何の日?」保育イベントカレンダー

【12月】「今日は何の日?」保育イベントカレンダー

保育や幼児教育に欠かせない行事やイベントを紹介。カレンダーをクリックするとその日の由来などがチェックできます。おたよりや、スピーチなど日々の保育に役立ててください。

12月の行事やイベント・記念日など「今日は何の日?」

12月イベント

12月はクリスマスや大晦日など、イベントの多い月です。一年を締めくくる終わりの月でもあり、新しい年を迎える準備をする月でもあります。大人が忙しくしている雰囲気を、子どもたちも肌で感じているのではないでしょうか。そんな12月の気になる記念日を集めました。

(関連記事) 

12月1日(金)・映画の日
・防災の日・防災用品点検の日
・カイロの日
12月2日(土)・日本人宇宙飛行記念日
・ビフィズス菌の日
・デーツの日
12月3日(日)・奇術の日
・カレンダーの日
・魚群探知機の日
12月4日(月)・E.T.の日
・血清療法の日
・聖バルバラの日
12月5日(火)・アルバムの日
・国際ボランティア・デー
・世界土壌デー
12月6日(水)・音の日
・シンフォニーの日
・姉の日
12月7日(木)・クリスマスツリーの日
・国際民間航空デー
・神戸開港記念日
12月8日(金)・有機農業の日(オーガニックデイ)
・レノンズデー
・ジュニアシェフの日
12月9日(土)・マウスの誕生日
・国際腐敗防止デー
・障害者の日
12月10日(日)・いつでもニットの日
・アロエヨーグルトの日
・ベルトの日
12月11日(月)・胃腸の日
・国際山岳デー
・めんの日
12月12日(火)・漢字の日
・5本指ソックスの日
・ダースの日
12月13日(水)・ビタミンの日
・双子の日
・美容室の日
12月14日(木)・南極の日
・ハグデー
・討ち入りの日
12月15日(金)・クニマスの再発見
・観光バス記念日
・ザメンホフの日
12月16日(土)・トロの日
・紙の記念日
・大洗濯の日
12月17日(日)・いなりの日
・飛行機の日
・わちふぃーるどの日
12月18日(月)・東京駅完成の日
・国際移民デー
・国連加盟記念日
12月19日(火)・日本人初飛行の日
・まつ育の日
・国際南南協力デー
12月20日(水)・ブリの日
・シーラカンスの日
・果ての二十日
12月21日(木)・回文の日
・遠距離恋愛の日
・バスケットボールの日
12月22日(金)・スープの日
・はんぺんの日
・冬至
12月23日(土)・テレホンカードの日
・上皇の誕生日
・東京タワー完成の日
12月24日(日)・クリスマスイブ
・FM放送がスタートした日
12月25日(月)・スケートの日
・クリスマス
・「昭和」改元の日
12月26日(火)・ボクシング・デー
・プロ野球誕生の日
・親善の日
12月27日(水)・ピーターパンの日
・浅草仲見世記念日
・寒天発祥の日
12月28日(木)・DJの日
・身体調査の日
・シネマトグラフの日
12月29日(金)・福の日
・シャンソンの日
・清水トンネル貫通記念日
12月30日(土)・地下鉄記念日
・みその日
・証券取引所大納会
12月31日(日)・除夜の鐘
・シンデレラデー
・大晦日

12月6日音の日

12月6日は「音の日」

いまでは、子どものおもちゃにも簡単についている音の機能のひとつ、録音と再生。この機能は、有名な発明家エジソンが生み出したもののひとつです。1877年のこの日、発明王トーマス・エジソンの代表作ともいえる蓄音機「フォノグラフ」が完成。エジソン自身が童謡「メリーさんの羊」を歌い、録音・再生することに成功しました。東京に本部を置く日本オーディオ協会では、この日をオーディオの誕生日として、1994(平成6)年に「音の日」と制定しています。 

制定にあたっては、日本レコード協会、日本音楽スタジオ協会など、音に関係する企業・団体が協力。音と音楽文化の重要性を広く知ってもらい、オーディオ及び音楽産業の発展につなげることを目的としているそうです。 

日本オーディオ協会では、1996(平成8)年より、音を通じて技術や文化に貢献した方々を「音の匠」とし、この日に表彰しています。音楽家や音楽業界関係者、企業だけではなく、音に関する研究者や団体なども対象になるそうで、第1回受賞者は、線路を小さなハンマーで叩いた反響音で線路状態を調べ、安全運行に貢献してきたJR職員でした。その他、「日本プロ音楽録音賞受賞式」や「記念コンファレンス」、「音の日の集い」などの各イベントが開催される日です。 

ちなみに、録音された自分の声は、なんだか変に聞こえることが多いですよね。じつは、口から出た声は、空気に伝わる音「気導音」と、のどの振動が頭の骨を通じて直接的に伝えられる「骨導音」があり、録音した声は気導音しか聞こえないためなんです。自分の声が思っていた声と違う理由を知ると、からだの不思議さがわかり、とてもおもしろいですよね。 

12月14日|南極の日

12月14日は「南極の日」

人類がはじめて南極点に到達したのは、1911年のこの日のこと。ノルウェーのロアール・アムンセン率いる南極点遠征隊が、この快挙を成し遂げました。1月に南極大陸に上陸したアムンセン隊は、ベースとなるフラムハイム基地を建設し、10月20日に南極点を目指して出発しました。 

4台の犬ぞりを1台あたり13頭、計52頭に引かせ、順調に進んだアムンセン隊は、12月14日には南極点に到達します。一行は正確な南極点の位置を割り出し、4日滞在したのちに帰路につきました。帰路も特に事故などもなく、翌年1月25日には、フラムハイム基地に帰還しました。人間は全員が無事生還しましたが、犬は11頭にまで減っていたそうです。 

実はこの時期、イギリスの海軍大佐ロバート・スコットも、人類初の南極点到達を狙っていました。スコットはエンジンつきの雪上車と馬ぞりを使い、アムンセンとは別ルートをとったそうです。しかし、出発後すぐに雪上車が故障し、主力の馬も寒さと疲労で次々と倒れてしまいました。荒天も重なり、スコット隊が南極点に到達したのは、アムンセン隊より1ヵ月遅れの1月17日でした。さらにスコット隊は帰路にも猛吹雪にあい、食料を置いた場所まであと20kmというところで絶命してしまいました。 

それから45年後の1956年、世界初の南極観測基地がアメリカによって建設されました。基地の名はふたりの冒険家に敬意を表し、「アムンゼン・スコット基地」と名付けられました。 

12月21日|回文の日

12月21日は「回文の日」

頭から読んでも、後ろから読んでも同じ言葉になり、さらにある程度意味も通じる文字列を「回文」といいます。日本では古くから言葉遊びのひとつとして親しまれてきました。短いものでは「しんぶんし」や「たけやぶやけた」などがこれにあたります。 

平安時代後期の『奥義抄』には、「むら草に 草の名はもし そなはらば なぞしも花の 咲くに咲くらむ」という短歌があり、すでに1000年以上前からつくられていたことがわかっています。同じく和歌の「長き夜の 遠のねふりの 皆目醒め 波乗り船の 音のよきかな」も有名です。このころは、今でいう「ねむり」を「ねふり」と書きました。濁音、半濁音、促音、拗音なども、清音と同じと考えていました。 

「回文の日」を制定したのは、回文俳句を手がけている宮崎二健氏。日付は「1221」と並んだ数字が回文のように見えることから。各地で回文コンクールなども開催されており、全国の愛好家が新作を発表しています。実は英語でも「Madam, I’m Adam」(マダム、私はアダムです)のように、アルファベットの文字列が回文になっているものがあり「palindrome(パリンドローム)」と呼ばれ、古いものでは約2000年前にまでさかのぼれるそうです。 

地名の「赤坂」は回文ではないですが、ローマ字では「AKASAKA」と回文になっているなどユニークなものもたくさんあります。有名な回文といえば「わたし負けましたわ」「夏まで待つな」「たい焼き焼いた」など。一度、回文作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。 

12月28日|DJ(ディスクジョッキー)の日

12月28日は「DJ(ディスクジョッキー)の日」

DJとは、ラジオで音楽をかけながら話す人のこと。「ディスクジョキー(Disk Jockey)」の略で、Discはレコードのことですが、時代が進むにつれて新技術が生まれ、CDやMD、デジタルオーディオファイルなど、音楽の記録メディア全般を意味するようになっています。Jockeyは騎手のことで、ディスクを乗りこなすことで番組を進める人という意味です。 

DJの日を制定したのは、ラジオDJの養成なども行なっているサンディという会社。1984(昭和59)年のこの日、日本のDJの草分け的存在である糸居五郎氏が亡くなったことをしのび、ラジオプロデューサーの上野修氏が提唱し、記念日の制定につながりました。糸居五郎氏はニッポン放送局からのアナウンサーで、現在も放送中のラジオ番組「オールナイトニッポン」の前身である「オールナイトジョッキー」を担当。日本にラジオ文化を根付かせたひとりです。その糸居氏の功績を讃え、DJの魅力、ラジオパーソナリティーの魅力を伝えることが記念日の目的です。 

同様にラジオ番組を司会進行する存在にパーソナリティーという名称もあります。パーソナリティーがトークを得意とし、DJは音楽をメインとする説もありますが、両者に明確な違いは決まっていません。現在は、クラブやディスコなどで音楽を流し、曲同士をつなげる人。バンドでベースとなる音源を流す人。さらには自宅やスタジオから、音楽ソフトでつくった楽曲を配信する人まで、さまざまなDJの形態があります。 

いまの子どもたちは、ラジオの番組に触れる機会が減ってきています。聞こえてくる言葉だけで、内容を理解したのしめる能力はとても重要です。災害時にもラジオはとても大切な役割を果たします。日頃、ラジオに親しむ機会をつくることは大人の役割として伝えていきましょう。 

【参考・引用元】
記念日協会 https://www.kinenbi.gr.jp
ニッポン旅マガジン https://tabi-mag.jp/day0405/

■各月の保育イベントカレンダー
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