マーブリング

まーぶりんぐ

マーブリングとは、水面に絵具やインクなどを垂らして模様を描き、その模様を紙などの支持体に写し取る版画技法の一種です。写し取られる模様が「大理石(英:marble)」と似ていることから、マーブリングと名付けられました。 正式な方法ではゴム樹脂の水溶液、代用としてはアラビアゴム水溶液を活用しますが、「水と絵具」「水と墨汁」など、水+比重の軽い染料でも楽しめます。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

マーブリングは、偶然できた模様や形を楽しむ「モダンテクニック」という歴史ある芸術表現です。同じ色の絵具を使っていても、一人ひとり違った作品ができるという魅力があります。

色彩感覚を掴むという面でも有益な遊びであり、多くの保育施設で取り入れられています。好きな色の絵具を水に垂らすだけでよいため、絵を描くのが苦手だったりクレヨンがうまく使えない子どもでも、楽しみながら創作ができるでしょう。

用語監修者

小島宏毅
学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 園長

岐阜県出身。学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 理事長・園長。児童文学作家。
保育制度や子育てに関する著作や絵本を発表している。
著書に「ママうれしいわ、が子どもを育てる~孫子の兵法を知れば子育てがわかる変わる」(幻冬舎)、絵本に「たこやきくんとおこのみくん」「100歳になったチンチン電車~モ510のはなし」(ともに幻冬舎)などがある。

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