ワンオペ育児

わんおぺいくじ

ワンオペ育児とは、「ワンオペレーション育児」の略語で、母親が育児を1人で行っている状態のことを言います。2017年にユーキャン新語・流行語大賞にノミネートされたことから、日常的に使用される言葉となりました。

保育士さん向けにもう少し詳しく!

共働きの世帯が増え、男性の育児参加も一般的になっている一方で、まだまだ母親の負担は高いままであるのが現状です。家事や育児を1人でこなす母親は、肉体的・精神的にも追いつめられるケースがあります。ワンオペ育児は、産後ノイローゼや育児ノイローゼにつながるため、父親に積極的に育児や家事への参加を促したり、ベビーシッターの手を借りる提案をするなど、母親が孤立しないような周囲のサポートが必要です。

用語監修者

町田奈穂
大阪カウンセリングセンターBellflower代表

同志社大学大学院 心理学研究科修了。
在学時より滋賀医科大学附属病院にて睡眠障害や発達障害に苦しむ人々への支援や研究活動を行う。
修了後はスクールカウンセラーやクリニックの臨床心理士を経験。
2020年、父の病気を機に父が経営する機械工具の卸売商社へ入社。そこで多くの企業のメンタルヘルス問題に直面し、大阪カウンセリングセンターBellflowerを設立。現在は、父の後を継ぎ機械工具の卸売商社の代表を務めるほか、公認心理師・臨床心理士として、 精神・発達障害の人が活躍できるインクルーシブな職場づくりをサポートする
人事コンサルタントとしての活動や支援者支援をテーマとした研究や臨床活動を行っている。

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