二重保育 | 保育士を応援する情報サイト保育と暮らしをすこやかに【ほいくらし】

二重保育とは、子どもが幼稚園や保育園、ベビーシッターなど２つ以上の施設や方法で保育を受けている状態を言います。保護者の働き方の多様化に伴い、1か所の保育施設では時間が足りなかったり、条件に合った保育施設に入れなかった場合は二重保育になる傾向があります。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく！

二重保育の場合、主な預け先は保育園や幼稚園です。しかし、保護者の勤務時間によっては登園や降園時間に合わせられないため、別の保育園や幼稚園の預かり保育、ベビーシッターなどを利用することになります。

多様な働き方を支えるために、二重保育は必要な保育方法です。しかし、子どもを複数箇所に預ける分の料金やそれぞれの施設への対応など、保護者の負担が増えるという課題もあります。

用語監修者

小島宏毅

学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園園長

岐阜県出身。学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園　理事長・園長。児童文学作家。
保育制度や子育てに関する著作や絵本を発表している。
著書に「ママうれしいわ、が子どもを育てる～孫子の兵法を知れば子育てがわかる変わる」（幻冬舎）、絵本に「たこやきくんとおこのみくん」「100歳になったチンチン電車～モ５１０のはなし」（ともに幻冬舎）などがある。