応答的環境

おうとうてきかんきょう

応答的環境とは、子どもからの発信に対して、保護者が愛情を持って対応する相互作用の機会が多い環境を指す言葉です。応答的環境では、子どもの安心感や自己肯定感が育まれ、話すことや聞くことへの意欲が高まると言われています。

■関連用語

■出典

保育士さん向けにもう少し詳しく!

応答的環境は、以下のように子どもと保護者・保育者が良好なやりとりを繰り返すことによって形成されます。

・子どもからの問いかけや働きかけに対し、保護者・保育者が一つひとつ丁寧に受け答えする。
・子どもが保護者・保育者の問いかけや働きかけに応じようとするとき、保護者・保育者が子どもに優しく寄り添い、子どもの言葉にしっかりと耳を傾ける。

「保育所保育士指針」「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」にも応答的な関わりの重要性が明記されており、保育現場では応答的環境の構築が求められています。

用語監修者

坂田聖一郎
株式会社ドラゴン教育革命 代表

愛知教育大学教育学部卒業後、東京NSC9期に入学。
同期だった現在「しずる」村上純とコンビを結成するも解散。
愛知教育大学大学院に入学。大学院生の傍ら、定時制高校で非常勤講師として国語を教える。
卒業後、愛知県豊田市の正規教員として小中学校に勤務。
2020年7月には「株式会社ドラゴン教育革命」代表取締役に就任。
2022年「ままためコーチング塾」をスタート。

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