緊急一時保育

きんきゅういちじほいく

緊急一時保育とは、保護者が急病や出産、介護などの理由で家庭での保育が難しい場合に一時的に保育園で子どもを預かることです。保護者の仕事の都合やリフレッシュのために預ける一時保育とは制度が異なるものなので、違いを把握しておきましょう。基本的に家庭で保育されていた子どもを預かるため、預けられることに慣れていない子どもが多く、そのような子どもを安心させる対応が必要になります。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

通常の一時保育とは異なり、緊急一時保育は短期かつ緊急の場合の受け入れとしていること が多いです。短期といっても、一時保育のような1日単位の預かりではなく、1週間や1か月に及ぶ場合もあります。自治体によって受け入れ制度や対応が変わるほか、一時的な預かりなので、子どもがその環境に慣れるまで時間がかかることもあります。緊急一時保育を受け入れている園で働く保育士は、適切なケアができるように対策を考えておくとよいでしょう。

用語監修者

小島宏毅
学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 園長

岐阜県出身。学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 理事長・園長。児童文学作家。
保育制度や子育てに関する著作や絵本を発表している。
著書に「ママうれしいわ、が子どもを育てる~孫子の兵法を知れば子育てがわかる変わる」(幻冬舎)、絵本に「たこやきくんとおこのみくん」「100歳になったチンチン電車~モ510のはなし」(ともに幻冬舎)などがある。

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