脱水症状

だっすいしょうじょう

脱水症状とは、体内の水分が足りていない状態のことです。人間の体の6割は水分でできており、水分が不足すると喉の渇き、体のだるさ、立ちくらみ、吐き気などが自覚症状として現れます。脱水症状が進行すると、手足の震え、体温上昇、不眠などが起こります。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

子どもは大人よりも代謝が活発で、体温調節機能も十分に発達していないため、脱水症状を起こしやすくなります。汗をかいて体内の水分が減ると脱水症状になりやすいため、夏の野外イベントや風邪をひきやすい冬は注意が必要です。

子どもの脱水症状を防ぐには、こまめな水分補給がカギです。脱水症状が進行し、子どもに発熱・嘔吐・下痢といった症状が見られる場合は、すみやかに水分と塩分を補給し、医療機関で受診させましょう。

用語監修者

黒木春郎
パウルーム院長

1984年 千葉大学医学部卒業 千葉大学医学部文部教官などを経て
2005年 外房こどもクリニック開設 院長(千葉県いすみ市)
2008年 医療法人嗣業の会 理事長
2023年4月より こどもとおとなのクリニック パウルーム 院長

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