パーテン

ぱーてん

パーテンはアメリカの社会学者です。パーテンは研究により、子どもの遊びの段階には、遊びの観点と子ども同士の関わり方によって6つの段階があると考えました。子どもは遊びを通して学び成長していくため、それぞれの段階に応じた環境設定や対応が必要です。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

パーテンの提唱した幼児期の子どもの遊びに関する6つの段階とおおよその年齢は、下記の通りです。
・何もしない(0~3か月)
・一人遊び(0か月~2歳)
・傍観的行動(2歳頃)
・平行遊び(2歳以上)
・連合遊び(3~4歳)
・共同遊び(4歳以上)

発達のスピードには個人差があります。すべての子どもが同じように成長過程を踏むわけではありません。保育士は子ども達の遊び方に注目しながら、一人ひとりに合った対応や声かけを行うことが必要になります。連合遊びや共同遊びなど、友達とのコミュニケーションが必要になる段階の子どもには、大人が見本を示すことでスムーズに遊べるようになる場合もあるでしょう。

用語監修者

坂田聖一郎
株式会社ドラゴン教育革命 代表

愛知教育大学教育学部卒業後、東京NSC9期に入学。
同期だった現在「しずる」村上純とコンビを結成するも解散。
愛知教育大学大学院に入学。大学院生の傍ら、定時制高校で非常勤講師として国語を教える。
卒業後、愛知県豊田市の正規教員として小中学校に勤務。
2020年7月には「株式会社ドラゴン教育革命」代表取締役に就任。
2022年「ままためコーチング塾」をスタート。

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