平行遊び

へいこうあそび

平行遊びは、同じ場所で同じおもちゃを持っているものの、それぞれが違うことをしている状態を指します。一般的に2〜3歳頃に見られ、友達の真似をするケースもあります。子どもの遊びには発達段階があり、何もしていない状態から一人遊びを行い、周りの遊ぶ様子を傍観するステップを経て平行遊びを行うようになります。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

平行遊びは、子ども同士で関わりながら遊ぶのではなく、遊びが孤立している状態です。それぞれが独自の遊びを行っている中でも、子ども達は遊び方を真似したり楽しんだりしています。平行遊びが発展してくると、周りの子ども達と一緒に遊ぶ「連合遊び」を行うようになります。子どもが平行遊びをしているときは、無理に他の子ども達と一緒に遊ばせようとせずに見守ることが大切です。

用語監修者

町田奈穂
大阪カウンセリングセンターBellflower代表

同志社大学大学院 心理学研究科修了。
在学時より滋賀医科大学附属病院にて睡眠障害や発達障害に苦しむ人々への支援や研究活動を行う。
修了後はスクールカウンセラーやクリニックの臨床心理士を経験。
2020年、父の病気を機に父が経営する機械工具の卸売商社へ入社。そこで多くの企業のメンタルヘルス問題に直面し、大阪カウンセリングセンターBellflowerを設立。現在は、父の後を継ぎ機械工具の卸売商社の代表を務めるほか、公認心理師・臨床心理士として、 精神・発達障害の人が活躍できるインクルーシブな職場づくりをサポートする
人事コンサルタントとしての活動や支援者支援をテーマとした研究や臨床活動を行っている。

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