検査用保存食

けんさようほぞんしょく

検査用保存食とは、食中毒が原因またはその疑いがある事故や問題が発生した際、原因究明ができるように、定められた期間冷凍保存しておく食品のことです。給食に使用する洗浄前の原材料と、調理済みの給食を、食品ごとに清潔な袋などに入れて保存します。

■関連用語

■出典

保育士さん向けにもう少し詳しく!

集団給食を提供する施設では、検査用保存食を残しておかなければなりません。保存方法は、厚生労働省の「大量調理施設衛生管理マニュアル」により定められています。

給食に使用する洗浄前の原材料と調理済みの給食を食品ごとに各50g以上採取し、清潔な袋などに入れて保存します。袋に入れた検査用保存食は採取年月日を明記し、-20℃以下で2週間以上管理する必要があり、検査用保存食の専用冷凍庫で保管することが望ましいとされています。

用語監修者

加藤大也
たいや内科クリニック 院長

1997年、藤田保健衛生大学(現・藤田医科大学)卒業後、同大学院医学研究科内分泌・代謝内科学修了。
2003年4月から同大学医学部内分泌・代謝内科助手を務める。
2010年5月、JA愛知厚生連豊田厚生病院 内分泌代謝科病棟部長などを経て2022年5月、たいや内科クリニックを開院。
藤田医科大学医学部客員講師、医学博士、日本内科学会認定、総合内科専門医、日本糖尿病学会認定、糖尿病専門医、糖尿病、生活習慣病を中心に、日々診療に取り組む。患者さん目線で分かり易い説明がモットー

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