食物アレルギー

しょくもつあれるぎー

食物アレルギーとは、特定の食べ物を食べたり触ったりすることが原因で、発疹や腫れ、喉のかゆみ(違和感)などの症状が出ることです。食物アレルギーの原因は、アレルゲンという物質が関係しています。アレルゲンの原因は食べ物に含まれるタンパク質であることが多く、アレルギーを引き起こす食べ物は小麦や大豆、鶏卵や牛乳などが挙げられます。ただし、血液検査でアレルギーがあると判断された場合でも症状が出ないこともあるため、血液検査のみで除去などの判断をしないようにしましょう。

■関連用語

■出典

保育士さん向けにもう少し詳しく!

乳幼児の保育を預かる保育士にとって、食物アレルギーの知識を学ぶことは欠かせません。保育所での食物アレルギー対応は、厚生労働省が規定するガイドラインに従って実施されます。
アレルギーを持つ子ども達が、食育に基づいた給食を一緒に食べられるよう、ガイドラインに沿った対応が必要です。食物アレルギーを持つ子どもの園での給食は、どのような状況でも症状を起こさないようにする必要があるため、少量できる場合でも部分除去ではなく、完全除去とし、アレルギー食材を使用しない、または調理法を変えるなどの代替食がベースとなります。

用語監修者

竹綱庸仁
たけつな小児科クリニック 院長

愛知県の大学病院勤務の後、奈良県の2次医療機関の小児科の立ち上げに従事。
平成29年にたけつな小児科クリニックを開業。
「すべては子どもたちのために」をスローガンに、24時間365日の小児医療を提供できる環境を目指している。

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