除去食

じょきょしょく

除去食とは、食物アレルギーの原因となる食べ物を取り除いた食事です。体は、相性の悪い食物を摂取すると、かゆみや腫れなどのアレルギー反応を起こすことがあります。卵や落花生、エビやカニなどの甲殻類は食物アレルギーを引き起こす代表的な食べ物です。食物アレルギーの原因となる食べ物の摂取を一定期間控える除去食は、症状を緩和し耐性をつける効果が期待できます。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

食物アレルギーは、乳幼児にはよく見られる症状です。そのため、保育所では、食物アレルギーによる症状に対しては特に注意が必要になります。入園時に保護者から詳しくヒアリングをする、保育所で出す食べ物は事前に必ず通知するなど、細かな情報を共有することが大切です。また、アレルギーを抱える子どもが肩身の狭い思いをしないよう、声がけに気を配る、代替食を利用するなどの工夫を取り入れましょう。

用語監修者

加藤大也
たいや内科クリニック 院長

1997年、藤田保健衛生大学(現・藤田医科大学)卒業後、同大学院医学研究科内分泌・代謝内科学修了。
2003年4月から同大学医学部内分泌・代謝内科助手を務める。
2010年5月、JA愛知厚生連豊田厚生病院 内分泌代謝科病棟部長などを経て2022年5月、たいや内科クリニックを開院。
藤田医科大学医学部客員講師、医学博士、日本内科学会認定、総合内科専門医、日本糖尿病学会認定、糖尿病専門医、糖尿病、生活習慣病を中心に、日々診療に取り組む。患者さん目線で分かり易い説明がモットー

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