伝い歩き

つたいあるき

伝い歩きとは、机や壁などに手をかけながら歩く赤ちゃんの動き方を指します。伝い歩きするようになった赤ちゃんは、初めのうちは カニのように横向き移動を行うのが一般的です。伝い歩きは立った姿勢を維持しながら歩くため、ひとり歩きの練習になります。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

赤ちゃんが伝い歩きを始めるのは、早ければ生後7か月頃です。一般的には生後10か月頃には伝い歩きができると言われていますが、1歳過ぎから始める子どももいます。

また、布団やマットで作った坂を登る遊びは、膝や足裏の使い方を学習するのに適しています。赤ちゃんの手を取って歩いたり、手押し車を用意したりして、歩く楽しさを感じさせてあげましょう。伝い歩きを始めた赤ちゃんは行動範囲が広がるため、誤飲や転倒によるケガなどにも注意が必要です。

用語監修者

小島宏毅
学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 園長

岐阜県出身。学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 理事長・園長。児童文学作家。
保育制度や子育てに関する著作や絵本を発表している。
著書に「ママうれしいわ、が子どもを育てる~孫子の兵法を知れば子育てがわかる変わる」(幻冬舎)、絵本に「たこやきくんとおこのみくん」「100歳になったチンチン電車~モ510のはなし」(ともに幻冬舎)などがある。

あ行

か行

さ行

た行

な行

は行

ま行

や行

ら行

わ行