入歯

いれば

入歯は高齢になってから使用するイメージがあるものの、子どもでも歯が生え変わる前にケガなどで歯を失ったり抜くことになり、入歯を使用する場合があります。何らかの理由で歯が抜けた部分を放置すると、保護者や子ども本人が見た目を気にしたり、食事や発音に影響が出るためです。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

歯が抜けた部分や先天的欠損によって生えてこない部分を放置すると、歯並びや噛み合わせに影響を及ぼすことが考えられます。幼児が入歯を使用できるのは、歯型をうまく取れるようになる3〜4歳頃からです。

幼児用の入歯は顎の骨の成長を妨げない設計になっているものの、成長に応じて調整や作り変えが必要になります。大人の歯が生えてくるまでは、口内のケアや入歯の調整など、定期的な受診を続けることになります。

用語監修者

竹綱庸仁
たけつな小児科クリニック 院長

愛知県の大学病院勤務の後、奈良県の2次医療機関の小児科の立ち上げに従事。
平成29年にたけつな小児科クリニックを開業。
「すべては子どもたちのために」をスローガンに、24時間365日の小児医療を提供できる環境を目指している。

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