オノマトペ

おのまとぺ

オノマトペとは、音や状態などを表現した言葉です。ガタンなどの物音を表す擬音語、ワンワンなどの動物や人の声を表す擬声語、イライラやモチモチなどの感情や状態を表す擬態語があります。ほかの多くの言語に比べ擬音語や擬態語が豊富な点は、日本語の特徴の1つです。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

オノマトペは、幼い子ども達にとって覚えやすく使いやすい言葉です。ぽんぽん、どんどんといったテンポのよい言葉が多く、声に出して言う楽しさもあります。「ぴょん!と飛ぼう」と言われると、ただ「飛ぼう」と言われるよりも楽しそうなイメージが伝わります。

保育の現場でも、オノマトペがたくさん出てくる絵本を読んだり歌ったりして、遊びに取り入れるとよいでしょう。オノマトペを書いた読み札と取り札を作ってかるた遊びをしたり、オノマトペを書いたカードを見せて「何の音かな」と当てさせるなど、さまざまな遊び方があります。

用語監修者

小島宏毅
学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 園長

岐阜県出身。学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 理事長・園長。児童文学作家。
保育制度や子育てに関する著作や絵本を発表している。
著書に「ママうれしいわ、が子どもを育てる~孫子の兵法を知れば子育てがわかる変わる」(幻冬舎)、絵本に「たこやきくんとおこのみくん」「100歳になったチンチン電車~モ510のはなし」(ともに幻冬舎)などがある。

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