うつぶせ寝

うつぶせね

うつぶせ寝とは、おなか側を下にして寝る状態のことです。乳幼児をうつぶせにして寝かせると、乳幼児突然死症候群(SIDS)や窒息などによる死亡事故が起きやすいと言われています。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

乳幼児突然死症候群とは、元気だった乳幼児が睡眠中に突然死する病気です。厚生労働省は乳幼児突然死症候群の発症を抑えるために、うつぶせ寝をさせないことに加え、母乳育児や禁煙を奨励しています。

さらに、うつぶせ寝は乳幼児の顔が寝具に埋まって窒息する原因になるため、保育中は特に注意が必要になります。消費者庁では就寝中の窒息死を避ける方法として、子どもが1歳になるまでの「あお向け寝」や硬めの敷布団、マットレスなどの使用を推奨しています。

子どもにお昼寝をさせるときは、あお向けの状態にした上で定期的に体勢をチェックしましょう。

用語監修者

黒木春郎
パウルーム院長

1984年 千葉大学医学部卒業 千葉大学医学部文部教官などを経て
2005年 外房こどもクリニック開設 院長(千葉県いすみ市)
2008年 医療法人嗣業の会 理事長
2023年4月より こどもとおとなのクリニック パウルーム 院長

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