パネルシアター

ぱねるしあたー

パネルシアターとは、フランネル生地(ネル生地)を巻いたボードを舞台に、Pペーパーと呼ばれる不織布で作った絵人形を動かして展開する人形劇です。1973年に誕生したパネルシアターは、長い間、保育現場で愛されてきました。子ども達と対話したり歌ったりしながら楽しめるため、子どもの積極性や観察力を高められます。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

パネルシアターは、物語を臨機応変に展開させられるのが魅力です。子ども達との対話や反応によって、物語の内容を変化させたり歌をはさんだりできます。また、年齢や発達段階に応じて展開の仕方を変化させることで、話す力や集中力、想像力など、子ども達に身につけてほしい力を伸ばすサポートができるでしょう。

通常の読み聞かせと比べ、特別感のあるパネルシアターは、誕生日会や始業式、季節の行事などイベントの際に用いられることが多い傾向にあります。

用語監修者

小島宏毅
学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 園長

岐阜県出身。学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 理事長・園長。児童文学作家。
保育制度や子育てに関する著作や絵本を発表している。
著書に「ママうれしいわ、が子どもを育てる~孫子の兵法を知れば子育てがわかる変わる」(幻冬舎)、絵本に「たこやきくんとおこのみくん」「100歳になったチンチン電車~モ510のはなし」(ともに幻冬舎)などがある。

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