腹ばい

はらばい

腹ばいは、赤ちゃんがお腹を下にして寝そべる「うつ伏せ姿勢」のことです。赤ちゃんがうつ伏せ姿勢になり、頭を持ち上げたり首を動かしたりする動作のことを腹ばいと呼ぶこともあります。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

腹ばいには、体幹や呼吸器機能を鍛える効果があると言われており、首がすわる前の赤ちゃんも腹ばい姿勢になることがあります。しかし、生後12か月までのうつ伏せ寝は乳幼児突然死症候群の危険性があり、窒息との関連も指摘されているため、大人の見守りが欠かせません。

赤ちゃんの成長には個人差がありますが、生後5か月頃になると安定した腹ばいで頭を上げられるようになります。生後7か月頃になるとずりばいを始め、興味のある物を自分で取ろうとする赤ちゃんが増えていきます。この頃の赤ちゃんは物を口に持っていくこともあるので、誤飲には特に注意が必要です。保育士は、0歳児が安全に過ごせるような環境を整え、保護者とコミュニケーションを取りながら成長をサポートしましょう。

用語監修者

黒木春郎
パウルーム院長

1984年 千葉大学医学部卒業 千葉大学医学部文部教官などを経て
2005年 外房こどもクリニック開設 院長(千葉県いすみ市)
2008年 医療法人嗣業の会 理事長
2023年4月より こどもとおとなのクリニック パウルーム 院長

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