傍観的行動

ぼうかんてきこうどう

傍観的行動とは、ほかの子ども達が遊んでいるときに、声掛けすることはあっても遊びには加わらずに眺めている行動です。 アメリカの発達心理学者ミルドレッド・パーテンは遊びの分類を「何もしない行動」「ひとり遊び」「傍観者行動」「平行遊び」「連合遊び」「共同遊び」の6つに分類しました。傍観者行動は3番目に位置づけられています。

■関連用語

■出典

保育士さん向けにもう少し詳しく!

ミルドレッド・パーテンは幼児期の子どもが遊びに参加していくには、6つの発達段階があるとしています。6つの発達段階の1つである傍観的行動の多くは2〜3歳に見られるとされ、自分の遊びに夢中になるひとり遊びの次に分類されている行動です。

子どもの成長スピードは一人ひとり異なるため、保育者はそれぞれのペースに合わせたサポートを行うことが大切になります。

用語監修者

小島宏毅
学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 園長

岐阜県出身。学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 理事長・園長。児童文学作家。
保育制度や子育てに関する著作や絵本を発表している。
著書に「ママうれしいわ、が子どもを育てる~孫子の兵法を知れば子育てがわかる変わる」(幻冬舎)、絵本に「たこやきくんとおこのみくん」「100歳になったチンチン電車~モ510のはなし」(ともに幻冬舎)などがある。

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