検食

けんしょく

検食とは、子どもに提供する前の給食を、検食者が実際に食べて異常がないか確認することです。保育園で給食を提供する場合、児童福祉法により検食の実施が義務付けられています。主に味や臭い、固さ、量、異物混入といった点についての確認が必要とされます。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

検食をする人については特に定められていませんが、責任ある立場の人が継続的に検食を行うことが望ましいです。検食は、給食提供の30分前までに行う決まりがあります。万が一、提供する予定の給食に異常があった場合に、その給食の提供を中止するためです。給食の異常を早期に発見することによって、集団食中毒や異物混入による事故などを未然に防ぐことができます。また、給食の量が適切かどうかも判断するため、1食分の提供が必要になります。

用語監修者

加藤大也
たいや内科クリニック 院長

1997年、藤田保健衛生大学(現・藤田医科大学)卒業後、同大学院医学研究科内分泌・代謝内科学修了。
2003年4月から同大学医学部内分泌・代謝内科助手を務める。
2010年5月、JA愛知厚生連豊田厚生病院 内分泌代謝科病棟部長などを経て2022年5月、たいや内科クリニックを開院。
藤田医科大学医学部客員講師、医学博士、日本内科学会認定、総合内科専門医、日本糖尿病学会認定、糖尿病専門医、糖尿病、生活習慣病を中心に、日々診療に取り組む。患者さん目線で分かり易い説明がモットー

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