規範意識

きはんいしき

規範意識とは、子どもがルールや決まりを理解し、守ろうとする気持ちのことです。幼稚園や保育園生活において、集団での活動や生活を通してルールを守ることの大切さや、決まりの意味などを理解します。規範意識は、特に遊びの中から芽生えることが多くあります。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

規範意識は子ども達が成長していく過程で身に付けさせたい事柄の1つです。幼児期から規範意識を育てていくには、保育士の関わり方が重要になります。例えば、順番を守ることでみんなが楽しく遊べることを伝えるには、決まりを守って楽しめた経験を積ませる必要があります。順番を待てたり、「どうぞ」「ありがとう」のやりとりができたり、決まりを守れたような子どもをしっかり褒めて認めてあげる姿勢が大切です。また、喧嘩が起こった場合は、子ども同士がお互いの気持ちを認めて励ますことで、自分の行動を振り返り、相手の気持ちに共感できるようになります。

用語監修者

坂田聖一郎
株式会社ドラゴン教育革命 代表

愛知教育大学教育学部卒業後、東京NSC9期に入学。
同期だった現在「しずる」村上純とコンビを結成するも解散。
愛知教育大学大学院に入学。大学院生の傍ら、定時制高校で非常勤講師として国語を教える。
卒業後、愛知県豊田市の正規教員として小中学校に勤務。
2020年7月には「株式会社ドラゴン教育革命」代表取締役に就任。
2022年「ままためコーチング塾」をスタート。

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