こども家庭庁

こども家庭庁とは、社会全体で子どもを守り健やかな成長を後押しする司令塔として、2023年4月に発足した省庁です。管轄がさまざまな省庁に分かれていた子ども政策は、こども家庭庁に一本化されます。例えば、厚生労働省からは保育所やひとり親家庭支援事業、内閣府からは少子化対策や児童手当などの事業が移管されます。

■出典

厚生労働省「こども家庭庁の創設について」

保育士さん向けにもう少し詳しく！

こども家庭庁では、保育士の業務負担軽減を目的とした保育士体制強化事業なども掲げています。こども政策に関わる管轄が一本化されることで、今後は事務作業面での負担が減る可能性も期待できます。

しかし、新庁発足に伴う制度変更で、一時的に負担が増える可能性は否定できません。具体的にどのような変化や影響があるのか、はっきりしていないのが現状です。何らかの変化や影響があったときにすぐに対応できるよう、こども家庭庁の動きを注視することが必要になります。

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用語監修者

坂田聖一郎

株式会社ドラゴン教育革命代表

愛知教育大学教育学部卒業後、東京NSC9期に入学。
同期だった現在「しずる」村上純とコンビを結成するも解散。
愛知教育大学大学院に入学。大学院生の傍ら、定時制高校で非常勤講師として国語を教える。
卒業後、愛知県豊田市の正規教員として小中学校に勤務。
2020年7月には「株式会社ドラゴン教育革命」代表取締役に就任。
2022年「ままためコーチング塾」をスタート。