マイコプラズマ肺炎

まいこぷらずまはいえん

マイコプラズマ肺炎とは、肺炎マイコプラズマと呼ばれるウイルスが引き起こす呼吸器感染症のことです。感染者の約8割が14歳以下の子どもと言われています。マイコプラズマ肺炎に感染すると、発熱や咳、倦怠感、頭痛などの症状が現れます。熱が下がった後も咳が3〜4週間続き、重症化すると肺炎を引き起こす場合があるため注意が必要です。

■関連用語

■出典

保育士さん向けにもう少し詳しく!

マイコプラズマ肺炎の感染者の多くが子どもであることから、園内での感染防止対策が大切になります。マイコプラズマ肺炎は、感染者の咳やくしゃみなどの飛沫から感染が拡大するため、マスクの着用や手洗い・うがいを徹底しましょう。一般的に、発熱がおさまると登園を許可する園が多いため、その後の咳エチケットについては保育士の指導や管理が重要になります。

用語監修者

新見正則
新見正則医院 院長

1985年慶應義塾大学医学部卒業。
98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。
2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。
20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は新見正則医院、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。
新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)に輝きました。最新刊は「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」

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