ノロウイルス

のろういるす

ノロウイルスとは、感染性胃腸炎を引き起こす病原菌のことです。ノロウイルスに感染すると、吐き気・下痢・嘔吐・腹痛などの症状が現れます。11月頃から2月頃までの寒い時期に流行しますが、一年を通して感染者が見られます。感染経路は接触感染で、感染者の嘔吐物などから感染が拡大するケースもよく起こります。

■関連用語

■出典

保育士さん向けにもう少し詳しく!

ノロウイルスは感染力が非常に強いため、子どもや保育士への感染拡大を防止することが重要です。前日までに嘔吐していた子どもの登園判断や嘔吐物の正しい処理方法について、事前に保育士同士でマニュアルを作成し、情報を共有しておくようにしましょう。

手洗いやうがい、ドアノブやおもちゃの消毒など基本的な感染症対策は、ノロウイルスにも有効です。ただし、消毒については次亜塩素酸ナトリウムを使用することが効果的です。特に、感染症の流行しやすい冬場には徹底した感染対策を心がけましょう。

用語監修者

竹綱庸仁
たけつな小児科クリニック 院長

愛知県の大学病院勤務の後、奈良県の2次医療機関の小児科の立ち上げに従事。
平成29年にたけつな小児科クリニックを開業。
「すべては子どもたちのために」をスローガンに、24時間365日の小児医療を提供できる環境を目指している。

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