離乳食

りにゅうしょく

離乳食は母乳やミルクでは補えない栄養素を他の食品から摂り入れ、幼児食へと移行するための食事のことです。母乳やミルクをやめることではないため、WHOでは補完食という呼び方をしています。 子どもの成長に合わせて食品の柔らかさや形状、食べさせる量を変えていくことにより、自分で噛み潰して飲み込む機能を発達させることを目標としています。

■関連用語

■出典

保育士さん向けにもう少し詳しく!

離乳食は、初期・中期・後期・完了期と段階を踏んで進めていきます。さまざまな食品の味や食感を覚えさせるとともに、食べることが楽しいと思えるように、無理強いはせず子どものペースや発達に合わせてゆっくりと進めることが大切です。

保育園で離乳食を与える場合、必ず保護者と保育士の間で子どものアレルギー情報や発症した場合の対処方法を共有しましょう。

用語監修者

溝口徹
みぞぐちクリニック院長

神奈川県生まれ、1990年 福島県立医科大学卒業。
横浜市立大学医学部付属病院、国立循環器病センター勤務を経て、2003年に日本初となる栄養療法専門クリニック新宿溝口クリニック(現:みぞぐちクリニック)を開設。
栄養療法は精神疾患の治療方法として海外から広まった経緯もあり、精神疾患の症例を多く経験している。
現在は、発達障害、不妊治療、難病など治療が困難な疾患も広く治療している。

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