せっしょくかんせん

接触感染とは、握手や抱っこなどの直接接触や、汚染されたドアノブや遊具、タオルなどの物を介した間接接触による感染経路のことです。

病原体の付着だけで感染は成立しませんが、病原体が付着した手で口・目・鼻を触ることで体内に病原体が侵入し、感染を引き起こします。

接触感染する感染症には、咽頭結膜熱・インフルエンザ・黄色ブドウ球菌・腸管出血性大腸菌・アデノウイルス・ロタウイルス・ノロウイルス・水痘などがあります。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

接触感染は病原体が体内に侵入することで起こるため、手指衛生を徹底することにより防げます。

皮膚についた傷口から侵入する「とびひ」などの病原体もあるため、傷口は病変がある部位をしっかりと覆うことが大切です。

用語監修者

小島宏毅
学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 園長

岐阜県出身。学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 理事長・園長。児童文学作家。
保育制度や子育てに関する著作や絵本を発表している。
著書に「ママうれしいわ、が子どもを育てる~孫子の兵法を知れば子育てがわかる変わる」(幻冬舎)、絵本に「たこやきくんとおこのみくん」「100歳になったチンチン電車~モ510のはなし」(ともに幻冬舎)などがある。

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