次亜塩素酸ナトリウム

じあえんそさんなとりうむ

次亜塩素酸ナトリウムとは、殺菌や漂白に効果のある塩素系消毒剤の一種です。衣類や食器の漂白、野菜などの食品の殺菌など用途に合わせて希釈して使用します。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

次亜塩素酸ナトリウムは、インフルエンザウイルスやノロウイルスなどの殺菌効果があるため、保育現場では感染症発生時の消毒や嘔吐物の処理にも使用されています。

多くの細菌・ウイルスに有効であり便利な消毒液であるものの、使用方法を誤ると有害になるため注意が必要です。用途によって希釈の濃度を変えなければ殺菌効果が発揮できず、対象物によっては素材を傷めることにもなります。また、皮膚に対する刺激が強いため直接触れないようにしましょう。酸性洗剤と混ぜると有毒ガスが発生する危険性もあるため、子どもの手が届かないところに保管することが重要です。

用語監修者

新見正則
新見正則医院 院長

1985年慶應義塾大学医学部卒業。
98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。
2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。
20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は新見正則医院、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。
新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)に輝きました。最新刊は「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」

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