地域限定保育士

地域限定保育士とは、限定された地域のみで働ける保育士のことで、正式名称は「国家戦略特別区域限定保育士」です。保育士の人材不足解消を目的とし、2015年に制度化されました。

■関連用語

■出典

保育士さん向けにもう少し詳しく！

各自治体で実施される「国家戦略特別区域限定保育士試験」に合格すると、地域限定保育士として登録でき、3年間は受験した自治体で保育士として働くことが可能です。登録後3年が経過すれば、保育士として全国どこででも働けるようになります。
通常の保育士資格を取得する場合、ピアノや絵画などの実技試験に合格する必要があります。しかし地域限定保育士の試験では、保育士実技講習を受講すれば実技試験が免除となるため、実技試験項目が苦手な人にとって嬉しい制度と言えるでしょう。

地域限定保育士とは？働くメリットや試験内容・勉強法を徹底解説

用語監修者

町田奈穂

大阪カウンセリングセンターBellflower代表

同志社大学大学院心理学研究科修了。
在学時より滋賀医科大学附属病院にて睡眠障害や発達障害に苦しむ人々への支援や研究活動を行う。
修了後はスクールカウンセラーやクリニックの臨床心理士を経験。
2020年、父の病気を機に父が経営する機械工具の卸売商社へ入社。そこで多くの企業のメンタルヘルス問題に直面し、大阪カウンセリングセンターBellflowerを設立。現在は、父の後を継ぎ機械工具の卸売商社の代表を務めるほか、公認心理師・臨床心理士として、精神・発達障害の人が活躍できるインクルーシブな職場づくりをサポートする
人事コンサルタントとしての活動や支援者支援をテーマとした研究や臨床活動を行っている。