高ばい

たかばい

高ばいとは、赤ちゃんが膝を床につけずにハイハイすることです。赤ちゃんが高ばいの状態でお尻を振る動作をしたときは、歩き始める前兆と言えます。高ばいは赤ちゃんの腕や足の筋肉が発達していなければできない動作のため、高ばいを始めた赤ちゃんは順調に成長できていると言えるでしょう。しかし、高ばいを行わないまま、つかまり立ちやつたい歩きを行うこともあります。高ばいをしない場合でも他の発達の遅れが見られなければ、様子を見ても差し支え ありません。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

赤ちゃんが1人歩きをできるようになる前兆は主に3種類あり、1つ目の前兆が高ばいです。赤ちゃんは高ばいを始めると行動範囲が広がりますが、腕や足の筋力が発達していない場合もあるため、保育士はケガや転倒などに特に気をつける必要があります。

2つ目の前兆として、つかまり立ちをしながらステップを踏む動作が挙げられます。3つ目の前兆は、つかまり立ちやつたい歩きの最中に、一瞬1人で立てるようになることです。一瞬でも1人で立てるようになれば、赤ちゃんが1人歩きを始める時期はすぐそこに来ていると言えます。

用語監修者

竹綱庸仁
たけつな小児科クリニック 院長

愛知県の大学病院勤務の後、奈良県の2次医療機関の小児科の立ち上げに従事。
平成29年にたけつな小児科クリニックを開業。
「すべては子どもたちのために」をスローガンに、24時間365日の小児医療を提供できる環境を目指している。

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