第一次反抗期

だいいちじはんこうき

第一次反抗期とは2歳前後に起こる反抗期で、「イヤイヤ期」とも呼ばれます。第一次反抗期は、子どもに自我が芽生え、発達することで起こります。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

子どもが自分の足で行動できるようになると、興味の範囲が広がります。子どもは興味をもつと自然に自分でしたいという気持ちが芽生えるものの、まだ自分の欲求を言葉にしてうまく伝える術がありません。

また、自分がしたいことがうまくできないこともあり、もどかしさから癇癪を起こしやすくなります。結果的に、子どもは親が言うこと に対して「イヤ!」と言って拒絶したり、わざと反抗的な態度をとったりするなどの行動を起こします。

反抗期は親子にとって大変な時期ですが、子どもの気持ちに寄り添うことで信頼関係を築いて、子どもが甘えられる時間をつくることも大切です。子どもとの信頼関係を築き、甘えられる時間や環境をつくることで、保育園や幼稚園では反抗的な態度・行動を起こさなくなる可能性があります。

用語監修者

竹綱庸仁
たけつな小児科クリニック 院長

愛知県の大学病院勤務の後、奈良県の2次医療機関の小児科の立ち上げに従事。
平成29年にたけつな小児科クリニックを開業。
「すべては子どもたちのために」をスローガンに、24時間365日の小児医療を提供できる環境を目指している。

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