異年齢保育

いねんれいほいく

異年齢保育とは、0〜5歳の乳幼児期にあたるさまざまな年齢の子ども達が、同じ空間で一緒に遊んだり生活したりする保育のことを言います。年齢の違う子どもと関わることで協調性や社会性が養われることをねらって、全国的にさまざまな園で導入されています。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

異年齢保育の場合、年上の子はお手本になろうとして自発的に行動し、年下の子は上の子を目標にして行動することから、相乗効果が生まれます。

ただし、年齢の違う子ども同士が交流することで力関係が発生したり、年上の子の遊びを真似して年下の子がケガをすることなどもあるため、年齢別保育とは違った配慮も必要です。

クラス内で力の差が出ないように積極的にフォローしたり、みんなで安全に楽しめる遊び方を提案するなど、保育士には異年齢保育の現場に合わせた指導が求められます。

用語監修者

町田奈穂
大阪カウンセリングセンターBellflower代表

同志社大学大学院 心理学研究科修了。
在学時より滋賀医科大学附属病院にて睡眠障害や発達障害に苦しむ人々への支援や研究活動を行う。
修了後はスクールカウンセラーやクリニックの臨床心理士を経験。
2020年、父の病気を機に父が経営する機械工具の卸売商社へ入社。そこで多くの企業のメンタルヘルス問題に直面し、大阪カウンセリングセンターBellflowerを設立。現在は、父の後を継ぎ機械工具の卸売商社の代表を務めるほか、公認心理師・臨床心理士として、 精神・発達障害の人が活躍できるインクルーシブな職場づくりをサポートする
人事コンサルタントとしての活動や支援者支援をテーマとした研究や臨床活動を行っている。

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