ECEC

いーしーいーしー

ECECは、乳幼児期における教育と保育を指した「Early Childhood Education and Care」の略語です。ECECは、保護や養育だけを示すのではなく、乳幼児との関わりを通じて生きる力を育むすべての営みを言います。

■関連用語

保育士さん向けにもう少し詳しく!

ECECが注目され始めたのは1990年代以降のことです。乳幼児期の教育・保育が人生における生活の質や精神的な健康に影響することが、さまざまな研究結果から明らかになっています。教育のあり方は国や地域によって異なりますが、ECECの重要性は世界の共通認識です。

乳幼児期の教育・保育にはさまざまな理論や手法があり、保育施設によっても採用している方針が異なります。保育士はECECが人間的成長の基礎であり、その後の人生や心に重要な役割を果たすことを理解して、子どもと向き合いましょう。

用語監修者

小島宏毅
学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 園長

岐阜県出身。学校法人小島学園認定こども園ひよし幼稚園 理事長・園長。児童文学作家。
保育制度や子育てに関する著作や絵本を発表している。
著書に「ママうれしいわ、が子どもを育てる~孫子の兵法を知れば子育てがわかる変わる」(幻冬舎)、絵本に「たこやきくんとおこのみくん」「100歳になったチンチン電車~モ510のはなし」(ともに幻冬舎)などがある。

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